アリイオーナーズクラブの制作 その1 タイヤの変更

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(2019/10/08)

さて、今回手掛けるのはアリイオーナーズクラブの1/32キットです。

 

ご存知の方も多いかと思いますが、このシリーズは今はなきLS研究所が手掛けていて、その後アリイ(有井製作所≒マイクロエース)が金型を引継ぎ、新規車種も追加しながら現在に至っています。

その出来ですが
「すごく上手に造形されているなあ」
と感心するものや
「その車以外には見えないけどね」
と思うものなど様々。

ちなみに私はこれまで、LS時代に設計された
いすゞベレット

スカイライン2000GT-B
を作っていますが、きっかけはフジミが1/24を出して、みんなが作っていたからでした(天邪鬼)。

できてみるとプロポーションはフジミよりいいんじゃないかと感じました(個人の感想です)。

ちなみにRX-7とR33 GT-Rは先日模型屋で購入したもの 。

本体価格は800円ですが、 手持ちのホンダT360や右の二台はしばらく前に入手したもので、600円の価格がついていました。

さらに昔に入手していたLS時代のものは300円です。
このように価格は変わっていくものの、 その時代に入手できるカーモデルの中では最も安価で部品点数も少ないことから、手軽に作るには良い素材だと思います。

また車種もノスタルジックなものが多く、幅広い年代に受け入れられるでしょう。

スバル360の箱に”涙のフルモデルチェンジ R2発表”と書いてありますけど、こういう文章にピクピクっとなるのはかなりのおっさんかマニアでしょうね。

 

 

まずR33 GT-RとRX-7を組んでみます。

先ほども書きましたが、このシリーズはお手軽にプラモを楽しめるところが最大のポイント。私がこのようにサイトを運営しているのも模型をたしなむ人を一人でも増やしたいからなので、なるべく変なことをせずにサクサク作る方向で進めたい。

「プラモ作りってそんなに敷居は高くないんだね」

と思っていただければ嬉しいです。

ただし・・・・・いつものことなんですが、キットを眺めているとどうしても気になるところが出てきてしまう。ここをスルーするかどうかの判断に悩みます。

右の写真で気になるのは二つ。

ウインドウとボディーのスキマ、そしてタイヤの情けなさです。

窓の段差ですが、修正するにはいくつか方法があります。

A 塩ビ板でヒートプレス・・・とても面倒

B 外はめ・・・けっこう面倒

C バラバラにして貼る・・・そこそこ面倒

D 一部を削って極力合わせる・・・やや面倒

今回は少なくともAやBはやらないつもりです。

 

もう一つ気になるのはタイヤ。このシリーズのタイヤはLS時代からの古い金型を使いまわしているせいか、旧車には合うものの最近の車にはどうもしっくり来ない。

バイアスタイヤを再現しているからなんでしょうね。

特にR33用なんかどうにもなりません。
見ているとイライラして体に悪い。 応急用テンパータイヤかと・・・。
RX-7も見ていきます。

このキットはバリエーションモデルのためバンパーが黒くなっています。塗装するなら問題ないのかもしれませんが、何もせずにパチ組みしたい人には向かないですね。

透明パーツとボディーの段差はR33ほどではないものの、やっぱり目立ちます。
そしてタイヤ。

あーイライラする・・・。タバコ吸ってこようっと。

じゃあどうするか。

近くの百均やリサイクルショップを回ってこんなのを入手。

サイズ的にこのあたりが使えないかなと思いまして。
さらに手持ちのジャンクのおもちゃなども使いながら、タイヤを直してみました。

右の五つのパーツを組み合わせて左のようになります。

こうなった。

ホイールがもう少し大きい方がいいけれど、許容範囲とします。

全然違うぞ。
RX-7の方は百均おもちゃのホイールを使ってこんな風に工作。
こうしてから・・・、
真ん中を銀にしてみたら・・・、
おもちゃ感が抜けきれない。
こういう時はホイールを黒っぽくしてごまかします。
満足。
最初の状態と比べてみます。

タバコが美味い。

そして同時並行で何やら怪しいものを作っています。上手く行ったら万々歳ですが失敗の可能性もあり。

頑張ります。

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