日産パルサー クーペ エクサE その2 ボディーの手直しの続き

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ボディーの直しがさらに続きます。

案の定ピタッとフィットしなかったクリアーパーツは、バラバラに分解。

 

バラバラにしたパーツはあらためてボディーとのスキマを確認しますが、前と左右は結構大丈夫だったものの、リアだけは気になったので、パテのお世話に。
続いてフェンダーミラー。

まずは軸打ち。

次にボディーにマスキングゾルを塗って・・・、
パテを挟んで固定。
形を整えます。
ヘッドライトに戻ります。

反射板を凹形状に仕立てるため、簡単な道具を作ってパテに押しつけます。

こんな風になりました。
可動部分、今回はこんな工作にしました。

洋白帯をばねとして使い、軸をそれなりの力で押しつけます。

 

ここで再度状況を確認。
比較的緩い感じで開け閉めできますが、パタンと戻ってしまうこともなく、いい感じ。
ヘッドライトのレンズがやや大きいのが不自然ですが、このキットはこれも味と受け止め、どんどん作業していきます。
ボディーの表面を整えてサフを吹きます。

ごく一部パテを使ったところはありますが、原則的にこの古いオオタキのキットをいじり壊さないレベルでの修正です。

 

この後赤を吹いてしばらく乾燥させます。

その間に小物をちょっと。

天井のサンルーフガラスですが、縁取りの黒は結構適当に。

裏から筆塗でここまで塗ったら・・・、
コーナー部分はフリーハンド。

仕上げは本気でマスキングする方法に比べたら劣りますが、特に困るほどではないかと。

ちょっとボディーに乗せてみたら、やや出っ張っているのが気になりました。
塗装後にこんなことはしたくないのですが、仕方ないです。
このくらいならOK。
透明部分には、スモークグレーとクリアーグリーンを混ぜたものに、さらにクリアーを足して塗装します。

かなり厚く塗ることで、ムラはあまり気にならなくなると思います。

実際はもうちょっと濃いのかもしれません 。

内装を塗装してから様子を見、状況によってはさらに塗り重ねるかもしれません・・・まあやらないだろうと思うけど。

この後はボディーの下半分を黒く塗ってツートン塗装に持っていきますが、赤が完全に乾燥していないとマスキングテープの影響で表面が荒れてしまうので、 さらに放置。
その間にホイールでもやろうかなと思って色々いじっていたら、妙な違和感が・・・。

タイヤが一個だけ異常に大きい。

別のタイヤが混入していたのかなとも思いましたが、サイズ表記やトレッドパターンは全く同じ。

このキットは大体30年ほど前に作られたものですから、おそらく一つを残して三つが縮んじゃったんじゃないかと思います。

ホイールにはめるとこんな感じです。

・・・気にしないことにします。

ホイールはメッキを落とし、今回は塗装ではなくメタルシールで仕上げようと思います。
内側と外側を別々に貼って・・・、
貼り終わったら全体に黒鉄色を塗って・・・、
光らせたい部分の塗装をうすめ液で除去すると こんな感じです。

これはこれで悪くないかも。 

ボディーも十分乾いたので、二色目を塗ります。

今回は真っ暗ではなく、「GSIクレオス Mr.カラーC125番 カウリング色」 を塗りました。

一見黒に見えるが真っ黒ではなく、非常に濃いグレーってところです。

真っ黒だときりっとしすぎて80年代の旧車って感じが出ないかなと思ってのことです。
塗り分けは結構上手くいって、修正は最小限にすみそうです。

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