ナスカー その2 デカールの変更

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バリの修正は、キットのほとんど全てのパーツに対して行わなければならない雰囲気です。

そういう作業は棒ヤスリやサンドペーパーさえあればどこでもできるので、キットを車に積んで、ちょっとした待ち時間(例えば子供の剣道の遠征試合の送り迎えの待ち時間とか)に作業を進める時もあります。

このキットのタイヤは日本のプラモの感覚とは全く違います。

 

トレッド面を整えなくては先には進めません。
方法は画像を見ていただければわかると思います。
地道な作業ですが、最初のうちにやっておくと後が楽なんですよね。
とまあ、本格的な工作開始の下準備をしているところですが、実はこのキットのカラーリングとデカールについては若干の不満を持っていました。

ご覧のように白ベースに赤の配色ってあんまりかっこよくないです。NASカーってもっとえげつない感じの方が「らしい」ですよね。

また、キットのデカールなんですが・・・、
この「網点」がどうも・・・。

アメプラってこんなものだと思っていますけど、残念ではあります。

そんなことを思っていた時、掲示板で「スリックス(SLIXX)」という社外品のデカールがあることが話題になりました。

もし手に入るなら興味があるものの、それはなかなか難しいとのことで話は終わりましたが、何と! そのやり取りを見ていたアメリカ在住の方(日本人です)から、「スリックス(SLIXX)のデカールを持っているので、良かったら差し上げますよ」とのお誘いが。

 

その方は私とほぼ同年代で、子供の頃はスロットカーに夢中だったりしたものの、模型店で素晴らしい完成品(MPCかIMCの1/25シャパラル2E)を見たことでディスプレーにも興味を持ち、さらにまたオートスポーツ別冊の「モデルカー72」で数多くのスケールモデルを見て感動したことがカーモデルに走るきっかけになったそうです。

ちなみにその雑誌は私も持っていますが、記事のメインは1972年に開催された「第二回モデルカーコンテスト(タミヤが主催した全国規模のコンテスト)」の入選作紹介です。

私はその前年の「第一回モデルカーコンテスト」に参加しているんですが、その記事が載った雑誌もお持ちだとか・・。

はるばる海を渡ってデカールが届きました。
今回作っているサンダーバードに使えるのは、右の97番、98番ですが・・・、
97番のボディーはオレンジと赤の組み合わせで少々暑苦しいと感じました。
98番は黒と濃い目のピンクの組み合わせ。

とてもいい雰囲気です。

という訳で98番に決定。デカールの品質も良い感じで貼るのが楽しみです。

ちなみにデカールはタダでいただいてます(自分から持ちかけた話だからですって)。

完成写真をアップすることでお礼とさせていただきますね。

 

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