フェラーリF40LM(ヒロ改造)の製作途中ですが、平行してこんなのを始めることにします。
何でかって言いますと、あっちがあまりにもチマチマした作業の繰り返しで、おおらかな気晴らしがないと精神的に辛いんですよね。
で、なぜこの車と言いますと、私も参加しているバーチャル模型クラブ、「車談呆人 カー模deリング GARAGE24」の来年の静岡のモデラーズクラブ合同作品展のお題が「ナスカー」に決まったからです。
ナスカーのキットとなると当然アメプラです。アメプラはほとんどシュリンクパックされていて、中を確認して買うことは困難。まあ何を買っても似たようなものだろうと思い、行きつけの「クリヤマ模型」さんで適当にあさってきたのがこれです。
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家に戻って箱を開け、まずはボディーをチェックしてのけぞります。
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日本のプラモと違い、アメプラは小さめの箱にパーツがぎっしり詰め込まれていますから、その影響でボディーがゆがんでいたりするのは珍しくもなんともありません(もちろん全てがそうであるわけでもないでしょう)。
のけぞったと言っても「少々はずれくじを引いちゃったかな」程度の心境。
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直し方は簡単です。
お湯で温めて・・・、
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ひねりを加えながら冷やせば良い。
ただ、グラグラ沸騰したお湯にいきなりぶち込んで長時間煮込むのは危険を伴うでしょう。
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プラモの素材は通常スチロール(ポリスチレン)と言う熱可塑(かそ)性の樹脂。常用耐熱温度は70〜90℃くらいなので、沸騰したお湯に入れれば大抵の場合ぐにゃぐにゃになると考えて良いでしょう。
実際は個々のキットによって成分も異なりますので、あるメーカーのあるキットは70℃で変形、別のメーカーのキットは90℃でも大丈夫と言うことも考えられます。このように失敗することもありますので、このような作業をする時は徐々に
お湯の温度を上げたり、お湯に浸けている時間を増やしたり、ひねり方を加減するなど、様子を見ながら慎重に行ってください。
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ちゃんと戻りました。
ただし、一日置くとまた若干戻ったりすることもあるので、焦らずやるしかないですね。
(確かこれ、気晴らし工作だったよね)
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ただ、これだけではまだまだです。
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シャーシのパーツにはめてみると、ボディーが広がっていたり、シャーシ自体もゆがんでいることが確認できました。
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それについても再度修正をかけて整えて行きます。
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おおむね形が整いました。
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各パーツには盛大なバリや、押し出しピン跡がありますので、一つ一ついじっていかなければなりません。
まあ、これがアメプラの醍醐味と言えましょう。
まあ、アメプラを選んだ時点で気晴らしにはならないことは予測できたのですが、こういう修正作業は決して嫌いではないです。
手をかけた分だけ結果が良くなる感じもしますから。
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