カウンタック その2 ボディーの手直し
あまりしつこくやっていくとキリがないので、適当なところまで削って行きます。
フィニッシングペーパーの番手ですが、私の好みで言わせていただければ、400か600番あたりからスタートし、1000番程度でやめるレベルで十分かと思います。
適当に削りすぎてエッジが丸まってしまえば、カウンタックのシャープさがスポイルされてしまいます。
後述のように、フィニッシングペーパーを板に貼って作業する方法もあるものの、まあここはペーパーを二つ折りにして腰を強くし、後はエッジを上手く出すように注意しながら作業するのが良いでしょうか。
(この写真には、同時進行の「手直し版」の方を使っています。こっちの方が出来が良かったので・・・)
タミヤやハセガワから「精密ノコギリ 」とか「モデリングソー」とか、まあそういう名前で色々出ています。
ただタミヤの方は元々切断用ですし、真っ直ぐの刃しかないので、使い勝手としてはこっちが良いかも。
大体いいなと思ったら、二回目のサフを吹きます。
(ただ今回は、作業の様子をわかりやすくしているためにこうしていますが、普通ですとここまではサフを吹く前に作業する方が良いと思います。 サフを何回も吹くとどうしてもぼてっとしていきますから)
例えばエンジンのカバー部分。ボディーになじまないなあと思って良く見たら、ゆがんでいました。
プラモの原料はスチロール樹脂。当然熱には弱いのですが、どうもメーカーなどによって材料配合の比率が違っているようで、温度にによる軟化の程度も一定ではないようです。
これを避けるためにはお湯の温度を徐々に上げて行って、様子を見ながらひねるのが良いわけですが、今回は「ちょっとした修正さ」と気を抜いてしまいました。
(今は再販されているからいいけど、ちょっと前だったら貴重品でしたね)
これで塗装のベースができました。
なお、ボディー色によっては発色を良くするためにさらに白やピンクを塗る場合もありますが、今回はそれを省略して直接ボディー塗装に入る予定です。