ブォンブォン・・。
タカヤマ 「おや、外ですごい音がしますよ。 うわ、ラリーカーだ。ドア開けて誰か出てきたと思ったら・・・、あれ? 他のドアも全部開けまくってる。」
ヤマ 「あの、意味のない行動・・。まさか改造を自慢したいんじゃあ・・・。」
さかもっちゃん 「ちわー。」
電動士 「これはこれは。 先日は名古屋でごちそうになっちゃって。
おー、あのとき途中経過を見せてもらった”ランチア デルタ ’91 1000湖ラリー”、完成したんですねー。で、今日は一人?」
さかもっちゃん 「ここで兄貴と待ち合わせなんですよ。」
ファオンファオン・・ボボボ。
タカヤマ 「フェラーリF50だ。すげー。あ、中から誰かが出てきて・・いや、ドアが開かなくてじたばたしてます。」
ヤマ 「そもそも開く方がおかしいんだよねー。」
タカヤマ 「こんどはドアを飛び越えて降り・・そこなって、頭から地面に落ちましたっ! まるでルパン3世みたいです。」
ヤマ 「顔面強打してうずくまってるぞ。あ、立ち上がった。こっちに来る。」
Miz 「いるかい、偏屈おやじ。」
電動士 「よー オバQ。バケラッタなんか乗ってきて、似合わねー。 どうでもいいけど、鼻血くらい止めてから入ってこい。」
Miz 「バケラッタじゃないわい。
バルケッタ(barchetta)! そっちこそVIPカーなんてらしくないぞ。忙しくってウチらのルマン2にも参加できないってか?」
電動士 「ルマン2って何よ?」
Miz 「い、今さら何を!」
さかもっちゃん 「兄貴、ネタですよネタ。言ってることをそのまま信じちゃいけません。」
Miz 「こうなったら家捜ししかない。さかもっちゃん、ちょっと押さえつけててくれ。」
さかもっちゃん 「ひえー、ワタヒがですか。でも見たいしなー。師匠すみません。ガシッ。」
電動士 「あー、こらっ、離せっ。家捜ししたってそんなものはないぞ!」
Miz 「ここがモケデンオヤジの工作室か・・。きっと何か買い込んであるはずだ。んーっと、ないなー。」
電動士 「その部屋じゃない。」
Miz 「そうか、やっぱりないのか。無駄足だったな。」
タカヤマ 「あのー、言いづらいんですけどー、お二人とも少し頭のネジがゆるんでません?」
さかもっちゃん 「兄貴、こっちですよ。子供部屋にありました。」
Miz 「おーーー、あるじゃないか。こんなに買い込んでいたのかよっ。」
・・・・・・・・・・・・・(中略)・・・・・・・・・・・・・・
タカヤマ 「すごい人たちでしたねぇ。」
電動士 「というわけで次の製作テーマも決まったので、セルシオの内装や足回りは、簡単にいかせてもらうね。」
ヤマ 「結局ルマン用には何を作るんですか?」
電動士 「ほい↓」
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