セルシオの6 ボディーの仕上げ

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ヤマ 「前回の更新からずいぶん時間がたちましたね。」

電動士 「本業も忙しいし、それに赤い方の窓枠にずいぶん手間取っちゃってね。
黒い方は窓枠貼ってからクリアーかけたんだけど、そうすればメタルシールが保護できて丈夫になる。でも仕上がりは後から貼った方がいいようだ。」

タカヤマ 「何でそんなに窓枠にこだわるんですか?」

電動士 「そりゃーVIPカーはぴかぴかの部分がポイントだと思ったからさ。
それに右の写真のように黒いところ(ガラスが出入りするところ)などもちゃんと表現したかったし。」

 

電動士 「その分シャーシの方は手抜きでやってるから、ボディーをかぶせられるところまで来たぞ。
どう、”ツライチ”になってるだろー。」

タカヤマ 「ハの字になってない・・。」

電動士 「やろうと思えば簡単だけど、タイヤの接地面がバレリーナのつま先立ちみたいに不自然になるから。」

ヤマ 「おおむねよろしいんじゃないでしょうか。」

電動士 「んー、実はフロントグリルが気に入らない・・・。他の部分はみんなメタルシールにしたせいで、メッキをそのまま残したグリルは”てかり方”のバランスが悪い。」

電動士 「ええい、全部やり直す!

○ まずメッキ全部はがして・・・。

 

○ つや消し黒塗って・・・。

 

 

○ メタルシール細く切ったの貼って、色々やって失敗して・・うがあああ、ともう一回塗料はがしてやり直して、何だかんだとやってるウチにだんだん上手になって・・・。

 

 

○ まる二日くらいかけてこうなった。」

電動士 「できたぞ。ザマーミロ。」

ヤマ 「はあー。何でこんなに一生懸命やっているんです?」

電動士 「VIPカーを作ってる人が多いからさ。」

タカヤマ 「????」

電動士 「あんまり考えない方がいいよ。」

ヤマ 「ところで今回は変な話が入っていないですね。」

電動士 「そんなエネルギー、残ってません。」