レベル 1/12 フェラーリ275GTB その4 エンジンルームのディテールアップ

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エンジンルームを進めていますが、このバッテリーを見ていたら強烈な違和感 を感じてしまいました。
自動車用鉛バッテリーは12Vですから、セル(一つで2V)の数は6つ。

だからセル間コネクターは5つなければいけないことになります。

また、ターミナルが斜めに配置されているのも不自然。普通は片側に並んでいると思うんですね。

 

そこで全面的に作り直しする ことにします。

まず作るのがベントプラグ(液口栓)。

バッテリー液が減った時に蒸留水(あるいは補充液)を継ぎ足すための蓋ですね。

ただの円筒形状では面白くないので、まずはこんな風にして・・・、

プラ板を接着。
その後削って形を整えます。
これをもとに「おゆまる」で何個も型を作り、シアノンを流し込んでたくさんの複製を作ります。
取り出した複製をプラ棒に接着し、サフを吹いて形を浮き立たせた後、細かい仕上げに入っていきます。
出来が悪く、修正出来そうもないパーツははねていきます。

最初30個くらい作ったものがどんどん脱落していきます。最終的に6個残れば良いわけだ。

一方セル間コネクターは、プラ棒をスライスしたものをプラ板に貼り付けて作りました。
とりあえずこんな感じになりました。
バッテリーの固定方法ですが、どうやらこんな方法で取り付けられているらしいので、そうしました。

流石に開閉まではやりませんが。

オリジナルよりもそれっぽく見えませんか?

エンジン部の小物、まだまだ進めます。

パソコンをいじりながら奥さんがドラクエ11をクリアする様子を眺め、

「次は自分も一通りやってみたいな」

と思ったりもしますが、最後の最後まで行くには80時間くらいかかるらしい。

「その時間があったら工作進めようっと」

と思ってしまいます。

どこかで区切りがついたらやるかも・・・。

 

 

次のパーツのために、まずはこんな冶具を作ります。
塩ビ板の下に「おゆまる」を挟んで軽く絞ります。
出来たのがこれ。
横から見るとこう。
「おゆまる」を外すとこうなります。
次に用意したのが、ダイソーで買った透明UVレジン液。
それを流し込んで紫外線で固めるのですが、なかなか思い通りには行きません。
何度も失敗。
だんだんコツを掴んでこうなりました。
まあこのあたりで妥協かな。

作ったのは「ウインドウオッシャー液」を入れる袋です。

本物の袋の色は青みがかっていますから、この後クリアーブルーでも吹けばそれっぽくなるでしょう。

UVレジン液も無理して着色しなくても行けるんじゃないかと思います。

 

再現性は今一つですが、雰囲気は出そうです。

小物をもう一個だけ自作します。

作ったのはラジエタークーリングファン。

カバーもついていない単純なファンですが、この車はこれで良かったようです。

これで大体エンジンルームが埋まった感じがします。

「このキット、本当に作れるのかよ」と思いながら進めてきた下準備ですが、完成まで持って行けることが確実になったので、作業はいったん中断。

ほったらかしにしていたスカイラインGT-Rに戻る予定ですが・・・、

口直しにこんなのをや りました

こういうキットはほとんど作ったことがないのですが、パーツの精度がものすごく良くてびっくり。

作業もサクサク進むので、10日ほどで終わっちゃいました。リハビリにはうってつけです。

 

リハビリ後はGT-Rの仕上げに戻り、フェラーリはさらに放置が続きます。

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