レベル 1/12 フェラーリ275GTB その5 内装の工作

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三ヶ月ぶりの作業再開です。

ボディーとエンジン部分はかなりできていますので、今度は内装にかかります。

まずシートですが、出来はまあ適当の極み。

 

それなりにちょいといじりますが、必死になるほど手間はかけません。
仕上げが今一つだなと思っても、今回は自分の中の合格基準を下げて、どんどん進めていきます。
ダッシュボード、キットはこんな感じ。
ここにものすごい「ひけ」があります。
メーターパネル部分を切り取ると同時に、「ひけ」を埋めます。
メーターもこれを塗り分ける気にはならなかったので・・・、
パソコン描画で自作デカールを作ります。
なんやかんやでこんな感じ。木目には壁紙シートを使いました。
まだ仕上げまで行ってませんが、雰囲気はこんな感じです。
ただ、この写真を見てすごく不自然だと思うのは、ステアリングホイール(ハンドル)とシートの間にほとんどスキマがないこと。

これではドライバーが座れません。

実車はダッシュボードパネル(木目の部分)が斜めになっていて、ハンドルはもっと上に持ち上がるようになっています。

また、シートの座面が妙に厚くて応接室のソファーみたいです。

そこで シートを切断して、スキマを作ることにしました。
また、ステアリングコラムカバー も自作することにしました。

なぜかと言うと、このキットにはそのパーツそのものが・・・”ない”。

箱絵の完成写真を見ると、ただの棒の先にステアリングがついているんですね。

すごいですねー。

そこでこんなのを作ったわけです。
続いてこのメッキパーツ。

表現もひどいですが、そもそも一体化されているなんてありえない。

こんな風に自作しました。

 

えーっとそれからペダルですが、これも何と言うべきか・・・。
せめてこのくらいはして差し上げましょう。
大体できました。
ハンドルの表裏、逆でした(・・・って掲示板で指摘されるまで気づかなかった)。

直して再撮影するのは簡単だけど、このまま恥を曝しておきます。

ペダルは、完成後もそれなりに見えると思うので、やって良かったよ。
薄くしたシートも、スポーツカーならこのくらいにしても不自然ではないと思います。
一気に内装塗装を済ませました。

細かいことは気にせず、どんどん進めると早いです。

 

並行してボディーも塗っちゃいました。
やればできる子。
ただし真っ赤に塗られたことで、ただでさえでかいボディーがさらに大きく見えます。

そこで色々悩んだ末、アクセントラインを入れることにしました。

この時代は中央に比較的幅の狭いラインを引くのが一般的なようです。

ラインは一色とも限りません。

そこで今回はイタリア国旗の三色を塗ることにしました。

まずは白い帯を塗り・・・、

中央、および左右の縁取り部分を隠し・・・、
緑を塗って・・・、
赤を塗って・・・、
こうなりました。

ラインの赤は、ボディーの赤よりやや明るめにしました。

窓枠も塗ったので、この段階で全体を眺めてみます。
アングルによっては結構かっこよく見えます。
ラインを入れて良かったのかどうかはわからないけど、今回はこれで行きます。

この車を知らない人にも「イタ車」ってわかるだろうし。

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