レベル 1/12 フェラーリ275GTB その3 エンジンルームの修正

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ほぼ二週間ぶりの更新です。

お盆で忙しかったこともあるけど、ボディー回りの調整が大変で時間を食ったのが大きかった。

まずヘッドライトカバーですが、リング部分のメッキを落としてからカバーに接着。そこにメタルシールを貼り込んでみました。もちろん細かい微調整は何度もしました。

こうしておくと最後にボディーにくっつけるのが楽です。

シャーシとボディーの隙間も調整。
こんな風に極力隙間をなくします。
こちらはエンジンバルクヘッドのパーツですが、このモールドが意味不明。実車を再現しているようには到底思えません。
そこでバルクヘッドはプラ板で自作。

その他諸々も色々自作しました。

ステアリングタイロッドは組んでみるとほとんど見えないと思いますが、キットのものは到底我慢できなかったので。

ドアの窓枠ですが、作業しながら妙な違和感があったので、左右を重ねてみたら大きさが全然違う。
クリアーパーツもそれに合わせてサイズが違っています。
そもそもボディーが左右均等ではないんですね。

試しに右ドアの窓枠をボディー左側にあててみると、こんなにスキマができます。

どうしたらこんなことができるのか意味不明ですが、まあ古いキットだし気にしないことにします。

その他色々いじりまして、とりあえずこうなりました。
「あそこが違う」、「ここがおかしい」と感じる部分多々ですが、直し始めたらいつ完成するかわかりませんから、このままいきます。
ブツブツ言ってますが、実は作業自体ものすごく楽しんでやってます。
エンジンルームをまだいじります。

ジャンクも利用しながら色々なパーツを制作。

結構真面目に作った部分と、ものすごく適当にでっち上げた部分が混在しています。
エンジン本体を置いてみると、かなりスカスカ感はなくなってきました。
反対側はまだがらんどうですが、ここにはでかいバッテリーが収まります。

ステーを作って何とか押し込みました。

ボンネットダンパーを作ります。

実際の形状とは異なりますが、動き優先。

黒いドーナツ状のゴムは、開けた時にボンネットが閉じないように支えるためのもの。

1/12ですから、シャフトが抜けないように工作しますが、これもやや手間。

トランクは一本で支えます。
そんなことをしている間にステアリングホイールを眺めていたら 、強烈な違和感が。

真ん中の「跳ね馬」・・・これ天地逆じゃね?

180°回転させるとこうなる。
何が起きても驚かなくなってますが、それにしてもすごいな、このキットは。

エンジンに戻ります。

説明書を見ると、この57と57Aと番号がふられたパーツを前の方に付けろと指示されているのですが、私にはこれがどうしてもディストリビューターにしか見えない。

フェラーリ275のディストリビューターはエンジン後ろ側にあるのが普通です。

 

そこでこのパーツをちょっといじり、また真鍮パイプでこんなものを作って後ろ側にセットしました。
こんな風になります。
前の方にはオイルフィルターも欲しいですね。

そこでサインペンの軸を使ってこんなのを作りました。

長すぎました。ボンネットが閉じません。
ちょっと短くしたら納まるようになりました。
エンジンのスカスカ感をなくすため、補器類を一つ作ります。

これは2ミリのプラ棒に伸ばしランナーをぐるりと接着したもの。

その他、プラ板・プラ棒などを使ってこんなのを作ります。

上で作ったのは右から二番目の部分。

組むとこうなる。

おそらくオイルフィルターだと思います。

今の段階のエンジンルームです。
もう一つ二つパーツを作って、あとは適当にパイピングすれば、まあそこそこの感じになるんじゃないかと思います。

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