レベル 1/12 フェラーリ275GTB その2 ボディーの修正

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ボディーのチェック・・・と言うか、ちょっとした手直しはもう少し続けます。

キットの窓枠はメッキされた別パーツでしたが、とても出来が悪いのでメッキを剥がしてボディーに接着することにしました。

どのくらい出来が悪いかって言うと、左側はこんなにスキマがありますし・・・、
右側にもスキマがあります。
フロントガラスを当ててスキマを埋め・・・、
形を整えます。

窓枠の太さが気になりますが、実車も結構こんな感じなので、サフを吹いてから調整すればいいでしょう。

次はフロントグリル。ここも気になる部分です。

まずはこの格子がおかしい。

格子の厚さ、そして角度がどうにもならないと感じました。
本物はこんな感じですから。

フェラーリ275(ショートノーズ)の様々な写真を見てみると、結構個体によって形状や仕上げが違っていて、どれが正解か良くわかりません。

 

でも基本的な部分はイメージできたので、自作することにします。

こんなことやって・・・、
色々やります。

手前の部分は後ほどボディーと一体化させます。

グリル部分はなるべく水平になるように。
横を決めたら縦も貼っていきます。

なんだかんだと言っても手作りですから、一枚一枚は微妙に寸法を調整していかなければならないので、とても大変でした。

何とかそれっぽくなった。
キットよりかなり良くなったと信じたい。

ボディーの修正は果てしなく続きます。

形状がおかしいと思ったフロントのホイールアーチは、二枚貼りしたプラ板を使って修正。

ボディーと窓枠パーツの隙間を調整。
このあたりの形状も何度も調整。
ここはぺったんこだったのが気に入らなかったのでパテ盛り。
ここでやっとリョービの電気やすりの出番。
回転しながら削るので、プラスチックに直接当てると溶けてしまってうまく行かないのですが、パテを削るなら使い勝手がいいです。

でも今後も出番は少ないだろうと思います。高い買い物だったような・・・。

サフを吹いて形状を見ながら気になるところを調整していきます。
ここまで来ましたが、まだ気に入らないところ多々。
ボンネットのヒンジはこんな風になってます。実車の雰囲気とはずいぶん違いますが、これはこれでかまわないと思ってました。
ただボディーの方にやや修正を加えたので、そのままでは十分開かなくなってしまった。
そこでこんなのを作り・・・、
こんな風にしました。
大きく開くようになりました。
話変わってこれは何かと言うと、何と!・・・テールランプです。

 

普通、せめてクリアーパーツで作るだろうと思うのですが、このキットにそんな常識は通用しません。

このまま塗り分けでやるのも面白くないなあとジャンクをあさったら・・・、

こんなものを2セット発見。おそらくラジコン用フェラーリF40ボディーのテールランプでしょう。

ラジコンをやっていた当時、何でこれを使わなかったかは覚えていませんが、これを活用することにします。

「1/10用じゃ大きさが合わないんじゃないの?」

と言われそうですが、そもそも今回作っているフェラーリ275、実測ではほぼ1/10ですからっ!

それから、テールランプがつく部分は一段凹んでいるので、せっかくならとそれを再現します。
こんな感じになるのかな。

リアをいじったので、前も進めます。

ヘッドライトの反射鏡のメッキパーツは平らなんですね。もう何があっても驚かないけど。

そこでホワイトボードなどに貼る磁石を使い・・・、
プラ板を軽く絞ります。
切り出して、とりあえずメタルシールを貼ってみます。
左がキットのまま。右が手を入れた方です。

やっぱり右がリアル。

赤いパーツをボディーに接着。
レンズカバーも厚みのムラがひどかったので・・・、
極力直します。
レンズカバーを通して見るヘッドライトがなるべくきれいに見えた方が良いですから。

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