フェアレディ240ZG その4 ボディー改造、さらに続き

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長くなったので、またまたページを変えます。

今回の工作のキモ、オーバーフェンダーが大体できました。細かい調整はまだ必要ですが、めどはついたって感じ。

リアもこんな風になってます。
いかにも「ブラインドリベットで止めてるぞー」って感じが出せたかなと思います。
ボディー本体の手直しに戻ります。

わざわざお伝えする必要もないかと思いますが、こういうところは裏からボディーを削ると・・・、

こうなるわけで・・・。

塗装してから墨入れするよりリアルになることは間違いない。

1/12ですから、やらずにスルーはもったいない。

それはさておき、ここからが今回の制作の第二の難関、窓枠です。

ご存知の方も多いと思いますが、このキットは窓枠が軟質プラでできていて、窓ガラスとボディーの間にこれをはめて裏から焼き止めして仕上げる構造になっています。

キットを初めて見た時は、「本物みたい。何と素晴らしい発想!」と感激したものですが、実際やってみるとこれがなかなか上手くいかない(若い頃、一度作ってます)。

そこで今回は大きくいじることにします。

まずはプラ板で隙間を埋めて、ある程度ざっくり形を整えます。

でもウインドウパーツを当てはめてみると、これがなかなかぴったりいかないんだな。これでは後から苦労する。
そこでウインドウパーツを一部お湯に浸けてひねるという荒業で何とかします。

ただしこれは、なかなかリスキーな作業。

同じランナーについている使わないパーツを使い、どの程度の温度で何秒温めると上手くいくかなどを何度か確認し、勘所を見極めてからやらないと、このようになりますから↓。

ちなみにこちらをどうぞ
ではウィンドウモール(窓枠)をどうやって作るか・・・、色々考えた結果、今回はこんな方法でやってみることにしました。

Pカッターの刃の根元をちょっと加工します。

拡大するとこんな感じ。
これで0.5ミリのプラ板を削っていくと、こんな断面のパーツができます。
接着して・・・、
コーナーは三角形に細かくカットしたものを組み合わせていきます。
後は何とかごまかして・・・、
こんな風になったよ。

あっさり書いてますが、実は結構苦労しました。

でもキットの軟質プラのパーツを使うより、ぐっとリアルになったと自負しています。

フロントはアールがきついので、まずはこんな風にしてカーブを写し取り・・・、
それをもとに曲線定規を作ってから、モールを削り出します。
順次接着して・・・、
コーナーもパッチワーク。

で、あらためて実車の写真を見ると、実車は下のアールはもっと滑らかで、逆に上の方はとんがっている。

それはある程度承知して工作したんですが、こうやって眺めてみると、特に上の丸みは違和感ありますね。

 

やり直します。
サフを吹いたらフロントバンパーの馴染みが悪かったので、少々修正。
と言うことで、去年の12月に手がけはじめたフェアレディー、3か月してようやく全体の佇まいがわかるようになりました。

このあたりで写真を撮り、バランスを見てみることにします。

まあまあ良い感じ。
フロントの車高はもう少し下げてもいいかな。
ここから見るとリアタイヤはもうチョイ引っ込ませてもいいかも。

リアのスポイラーはキットのものを芯にして作っています。

オリジナルより迫力はありますね。
細かい修正はいくつか必要ですが、大きな山は越えたなって感じです。

フェアレディ240ZG その4 ボディー改造、さらに続き

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