フェアレディ240ZG その3 ボディーや足回り改造の続き

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長くなったのでページを変えます。

こんな感じでタイヤの位置関係が決まりましたので、次はエアロの工作になります。

方法は概ねいつもの通りで、

・ボディーにマスキングゾルを塗る

・キットのオーバーフェンダーを取り付け(ピンで位置決め)、そこにガイドになるプラ板を接着

・パテを盛る

と言う手順です。

まあ、リアは比較的簡単。

フロントはこのあたりからスタート。
こうなって・・・、
固まったら削ります。
リアはこんな感じです。
エアロはこの後何度も外したり取り付けたりしますから、小さなねじで固定できるようにしておきます。
裏はこんな感じ。
色々削って、こんな雰囲気。

ちなみに今回作ろうとしている方向性ですが、ある男がかつて240ZGで活躍した有名ドライバーにあこがれていて、そのレースカーのレプリカを作ったって設定です。

その有名ドライバーが乗っていた本当のレーシングカーを作ろうとも考えたのですが、

・その車のエアロの形はちょっとかっこ悪い

・内装関係の資料が少なくて良くわからない

そこで内装はいじらずそのまま、外装も「なんちゃって再現」にしようかなと思っているわけです。

いつものことですが、私はかっこよければOKの軟弱者ですから、今回は(も?)それで行きます。

ここまで来ましたが、まだ色々いじるよー。
ちなみに全部一体になってます。
ステアリング関係もちょっといじります。
キットはご覧のようにプラパーツを柔らかい材質のブーツで繋ぐようになっていますが、これですと何かの拍子でスポッと抜けてしまったり、長期の保存でプラが溶けてしまう可能性があります。
そこでこんな風にして・・・、
こうしました。

ブーツは孔を広げ、またプラパーツとの接触面にはメタルシールなどを貼っておけば、長期保存でも変なことにはならないと思われます。

エアロの工作に戻ります。

こちらはWAVEのプラパイプ、色々な径があります。色々な工作に活用できる便利素材です。

今回は5ミリのものをここに挿します。

目的は”位置決め”ですね。

そこにパテを盛り・・・、
今度はこういうのを使います。
正式名称は「超硬カッター(タケノコ型 大)」。

(長いので個人的には「轟天ドリル」って呼んでるけど)

ものすごく切削性が良いです。

色んな形やサイズがありますが、結構値段が高いので好きなように揃えられないのが悩み。

こんな感じになりました。
オーバーフェンダーの自作で最後に残った面倒な作業が、フランジ部分の表現です。

まずはいつもの手法でプラ板を絞ります。

左右前後のフェンダー部分も同じようにやります。
こんな風にボディーにプラ板を馴染ませてから・・・、
こうします。

この状態で絞ったプラ板とフェンダーを接着し、外してから形を整えれば、結構リアルな表現ができるんじゃないかと思っているわけです。

と言っても、作業はなかなか進んでません。

オーバーフェンダーの形がまだ気に入らなくて、削ったり盛ったりを繰り返しています。

でもこれが終わればボディーの加工に目途が立ちます。移転のドタバタも山を越したし、早く作業を進めたくてうずうずしてます。

間に挟んだプラ板を接着し、スキマをパテで埋めます。
サフを吹いてみると、ようやくどんなものになるかのイメージが見えてきました。
フロントも同様に進めます。
でもこのフランジ部分の工作、地味ですねえ。

結構手間はかかるんだけど、「だからどうした」で片付けられてしまうかもしれない。

まあ、ここが終われば後は塗装して組み立てるだけ。もう終わったも同然・・・なわけはないか。

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