アルピーヌ・ルノーA310の制作 その3   室内や外装の工作

 次の工程へ   前の工程へ   工作机INDEXへ 
(2021/05/01)

私が工作過程や完成品の撮影に使っているカメラはフォーサーズ規格。

センサーの大きさがAPS-Cよりも小さいので画質の面ではやや不利だと思いますが、その分「ボケ」が少なく、プラモを接写で撮る時に手前から奥までピントが合いやすいと思ってそうしました。

で、去年のクリスマスの時期にでっかいレンズ(フルサイズ換算で400mm相当の望遠)を買いました。小さい方はキットについていた300mm相当のものです。

7〜8年前は14万円くらいしていたので手が出ませんでしたが、中古美品で3万円台のものを見つけたら我慢できませんでした。

新型コロナで展示会も軒並み中止。お出かけや外食の機会も減り、小遣いに若干余裕があったのも後押しでした。

このレンズは模型撮影には使いません。

じゃあ何で買ったかというと、例えば行政方面に頼まれてこのようなイベントの記録写真を撮ることがあるんですが、今までの望遠だと力不足を感じていたからです。

先日の満月「ピンクムーン」を新しいレンズで撮ってみました。

フルズームにしても画面全体はこんな感じですが・・・、

切り取るとこうなります。
一方こちらは2015年秋の「スーパームーン」を付属レンズで撮ったもの。

違いは確かにありますね。

こういうのを見てしまうと、さらに良いレンズが欲しいとかフルサイズデジカメが欲しいとか思ってしまいますが、どんなに良い道具を買ってもその性能を100%引き出す腕がないと宝の持ち腐れ。

プラモに使う工具や塗料にしても高いものは色々ありますが、高級品はそれだけ扱いがデリケートになるし、悩ましいところです。

雑談が長くなりました。

さてA310ですが、これはラリーカーなのでやはりドライバーとナビゲーターが座っていないと雰囲気も出ないと思いました。

ヘッドはこれを使い・・・、

ヘルメットをパテで作っておゆまるで複製します。
おゆまるはこれを使って塗り重ねています。

前にも紹介した技法ですが、何度も失敗しているうちにだんだん上手になってきました。

色々いじって何とか座らせることができました。
逆にシートの不自然さが気になる。

四点式シートベルトが使えないものね。

これは作り直しだな。

(2021/05/05)

ジャンクをベースにしてシートを作り直しましたが、これも今一つ。

再度やり直すことにしました。

実車のシートがどんなものか良くわからないので半分想像ですが、1960年代後半だとこんな感じ の方が馴染むんじゃないかと思いました。
もうこれでいいや。

シートベルトですが、いつもはこんな風にエッチングパーツを使うんですが、今回は塗装で行きます。

中は良く見えないし、時間もお金も節約できるし。

ボディーに戻ります。

リアのオーバーフェンダーですが、この膨らんだ部分が何でできているのか、どのように取り付けられているのかが謎。

でもネットで画像を探したら、板金のリベット止めであることが判明。

それを再現します。

三枚重ねで厚みを増したマスキングテープを貼ります。

溶きパテを盛ります。
こんな感じになりました。
無理矢理幅を広げましたって感じが伝わるようになったかな。

この後は小さい穴を開けてリベットっぽくしようと思います。

こういうことは絶対にしないよ。
そう言えばこの二人、型が同じなので顔も同じ。

まあいいかな。

アルピーヌ・ルノーA310の制作 その3   室内や外装の工作

 次の工程へ   前の工程へ   工作机INDEXへ