トランザム その5 ボディー塗装・デカール地獄

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ボディー塗装ですが、大滝のキットについている変色したデカールを使うことを前提に考えて行きます。

また最終的にやっぱりダメだった場合にはアリイのデカールを使用しなければなりませんので、それも頭の中に入れて色を考えます。

候補としてこの三色を選び、使わない文字の部分を貼ってみました。

 

(以下、わかりやすいように、画像を明るくして説明させてただきます。)

まずはこちら。

透明部分の変色が肉眼でもわかってしまいますので、ボツ。

次に濃い小豆色のパール。これも今ひとつ。

ちなみに、「ファイアバード」でなくて「イアバード」になったのは貼る時にデカールが割れたからです。

割れた・・・。本番に向かって嫌な予感です。

赤系(実際はやや濃い)のパールですと、デカールの透明部分の黄変はほとんど目立ちません。
と言うわけでこの色に決定。

さて、いよいよデカールを貼り始めたのですが、このデカール、「硬い」、「厚い」、「だか端っこは異常に薄い」、「マーク軟化剤が効かない」、「蒸しタオルも効かない」というとんでもない状態。

マークセッターを使ってもシルバリングが出てしまったり、端っこはシワが消せなかったりと色々失敗し、何と!4回水没させてはがしました。

そこまでやってもふにゃふにゃにならない「強情な」デカールなんです。

最後はいったんクリアーを吹いた面を研ぎ出して平滑にし、何とか無理やり密着させました。

 

右は何とか貼り終わった状態。

ただ、あちこち痛んでしまい、この後クリアーがけに絶えられるかも今ひとつ心配が残ります。

さてこれからどうなりますか・・。

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