トヨタ7(1968) その 3 ボディー塗装

 次の工程へ   前の工程へ    工作机INDEXへ   
ボディーの色は、黄色に白を混ぜたものをベースに、微量の赤、黒、青などを混ぜて、イメージする色に近づけていきました。

塗装して乾燥後に、まずはゼッケンナンバーを貼り付け。

 

ちなみにゼッケンナンバーは、キットのデカールを使いました。

45年経っていますので、そのまま使えるか確認しようと、いらない部分を水に浸けて試験してみたら、案の定バラバラに・・・。

こういう時は、ご覧の「リキッド デカール フィルム」を塗りますと、バラバラになるのを防ぐことができます。

白丸の部分を塗装し、ナンバーも何とかすれば、もうちょっときれいに行ったかもしれませんが、キットに入っている素材をなるべく使うのが私の流儀です。

その他のロゴは5番の大坪車には適合しないので、こちらは自作します。

ミラクルデカールに、インクジェットプリンタを使っています(誰でもやれる方法で作るのが流儀です)。
色は何パターンか作ってみました。
インクジェットプリンタに印刷したデカールは残念ながらどうしても「スケ」が防げず、ボディー色に影響を受けます。

その程度を見極めるためです。

色々トライしましたが、ベースの黄色の影響は消すことができず、ちょっと紫がかった仕上がりになってしまいました。

まあ、こういうところはあんまり気にしませんが、インクジェットプリンタを使う場合は、なるべく白いボディーにした方が良いのは間違いないでしょうね。

日本グランプリの白ボディーを運転していたのはゼッケン3の鮒子田寛選手です。こっちにすれば良かったかな。

いまさらですが。

ボディー塗装後に伸ばしランナーでリベットを作ります。前の段階でやらなかったのは塗料の厚みでリベットが「もっさり」するのを防ぐため。
大した効果はないかもしれませんが、何事も実験です。
評価は仕上がってからにしよう。
・・・っと思ったら、クリアー塗装工程で失敗しました。

やや厚塗りした部分でベースの色が溶け、混色に使った赤が浮いてきてしまいました。

薄塗りをじっくりと何度も繰り返せばこういうトラブルは発生しにくくなります。ちょっと急ぎすぎました。

ここはタッチアップしてリカバリー。クリアーを吹いた上にボディー色を塗るのは本来ご法度ですが、薄い色ですと意外にわからないんじゃないかと思って ・・・。

(後で「やっぱり駄目だった」になるんですけど)

ホイールの塗装を行いました。

前にも書いたように、このホイールはジャンクの組み合わせ。特に中央の部分はハセガワのトヨタ2000GTから持ってきたものですが、実車も意外とこんな感じで、あまり違和感ないんですよね。

 

ちなみに右側はセンターロックナットの色が違っています。

理由はご存知ですよね。ねじの切り方が左右で違っていて、取り違えては使えないからです。

ダッシュボードは限られた資料を基に、おおむねこんな感じだろうと・・・。

 

メーターの目盛りは大嘘です。手持ちのデカールの中から適当に持って来ました。自作してもいいんですが・・・、

 

この程度しか見えないから、まあいいやと思いました。
なお、タイヤは結局アメプラのものを使用。

ちょっと幅が狭いのが難点ですが、タイヤロゴマークが貼りやすかったので。

これで完成イメージはほぼわかるようになってきました。

 

 

トヨタ7(1968) その  3 ボディー塗装

 次の工程へ    前の工程へ   工作机INDEXへ