トヨタ7(1968) その 2 内部の工作

 次の工程へ   前の工程へ    工作机INDEXへ   
ボディーはまだ まだですが、他のパーツも同時並行で作っていきます。

まずこのウインドシールドはかっこ悪く、とてもじゃないけど磨き出して使う気にはなれないんで・・・。

いつものように、パテで型を作って絞ります。
まずは形を見ている段階。

ボディーが仕上がったら、ちゃんと絞ります。

マフラーですが、キットのものは使えそうにないので、パテで作ります。
まあまあいい感じかな。
エキゾーストパイプは、パテを伸ばしてある程度固まった段階でこのように接着。
そして、ジャンクのDFVエンジン(フジミの童夢)のものに無理矢理フィットさせます。
外から見えるこの部分だけ、それっぽくなっていればOKよ。
リアの部分も後ろから眺めた時に若干見えるのでそれっぽくします。

ミッションも大嘘ですが、今回は全く気にしません。全体に黒っぽく塗ってごまかす予定です。

シートはジャンクをいじったものやパテで作ったものを組み合わせ。

こんなことやってると、ほとんど自作の世界ですね。キットのパーツで使っているものはボディーとシャーシとフロントナックルくらい・・・え、そうなの?って自分でもびっくり。

延々と続くボディーの工作です。
どこをどう直すとかの話は、誰かの参考になるわけでもないので・・・、
「あ〜、何か面倒くさいことやってるな」と思いながら見てくだされば十分です。

何だかんだと言いながら、おおむね基本はできました。

「あそこが違う」、「ここが変」と感じるところは結構あるんですけど、気にし始めたらキリがありませんから、このあたりで強引にOKしちゃいます。

オリジナルのボディー(下)に比べりゃ、ずいぶん変わったなあと思います。

ボディー形状がおおむね決まったので、さらに細かいところを作っていきます。

ドライバーフィギュアですが、体はタミヤのものを持って来ましたが、ヘッドはクラウンモデルに敬意を表してそのまま使います。

ただし、ヘルメットの形状が「何だかな〜」だったので、そこは修正。

運転席もプラ板で適当に仕上げます。
シャーシフレームも適当。今回はここが肝ではありませんから。
で、大体こんな感じ。
リアですが、メッシュが貼られている写真があったのでそうしました。
ロールバーとフィギュアが加わると、ちょっとはらしくなってきましたね。
あとボディーは何やるんだっけ・・・、そうそう、リアのスポイラーがありました。
このあたりは若干資料もあるんですが、それに忠実に従うんではなく、
「こんな仕組みで角度を調整していたんですよ」
ということがわかるように、自分なりに工作します。

ヒンジがあって、ねじを緩めてスポイラーを動かすんです。

すごい原始的な構造。

ちょっとオーバースケールになってますが、わざとやってるんです。
ボディーの加工も終わりに近づいています。

この部分はプラ板とパテで自作、リベットは塗装と並行して何とかします。

側面もリベット穴を開口。ここのリベットはボディー色ではないので、塗装後に銀色に塗った伸ばしランナーでも押し込む予定です。
ゼッケン5番車は本番ではここにのみバックミラーをつけて走りました。

会場に持ち込んだ時にはフェンダー左右にバックミラーがついていましたが、走っているうちにここが良いとなって、急遽取り付けたのではないかと思われます(他のドライバーの中には、オリジナルのまま走った人もいます)。

と言うわけで、ボディーの工作がおおむね終わりました。

あらためて眺めてみると、ノーズの印象が結構違うかな〜と思うものの、まあトヨタ7以外には見えないようなので、もうこれでOKにしちゃいます。

そう言えばこれを作るのを忘れていました。

フロントのリップスポイラーですが、接着だけではいつ取れるか不安なので、このように洋白線を埋め込んで差し込むようにします。

リップスポイラーは0.3ミリのプラ板を二枚貼り合せて作りました。二枚の間に洋白線を挟み、それをライターで熱し、プラ板が溶けそうになったらその瞬間にプラ板をペンチなどでギュッとつぶすことで、二枚の板の真ん中に洋白線を埋め込むことができます。

あとはいよいよ塗装ですけど、パーツは少ないし、一色だし、ここから先は早いでしょう。

トヨタ7(1968) その 2 内部の工作

 次の工程へ    前の工程へ   工作机INDEXへ