痛車 その5 車高の調整

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前回、ちょっと車高が高い感じがすると書きました。

キットの車高は実車と比べて決して高く作ってはいないと思ってますので、このままで何も問題はないのですが、模型って不思議なもので、正確な縮尺のままでは自分がその車に対して作り上げた脳内理想イメージと違って感じる場合もあります。
(正確な縮尺を自然だと感じる人もいますので、どちらが正しいかと聞かれたら、迷うことなく正確な縮尺の方と答えるしかないのですが)。

私の場合はどちらかと言えば脳内イメージを優先する方なので、少し車高を落とすことにしました。

 

落とし方には常道はないと思います。キットによって最適と思われる方法を考えるしかありません。

今回は、半田ごてのこて先を細い真鍮パイプに置き換え・・・、

そこにサスペンションアームの根元を近づけて、柔らかくなったのを感じながら曲げて行きます。
リアのサスペンション。

左側が曲げた方です。

フロントのサスペンション。

同じく左側が曲げた方です。

その他のパーツも似たようなことをしたり、辻褄を合わせたりして何とかします。

これが以前の状態。
こちらが処理後です。

デカールを一箇所剥がしましたけど、これは単なる私の好みなので気にしないで下さい。

 

そのままの勢いで研ぎ出し完了。

でも、白いボディーだし、デカールも色々張られていることから、艶があまり見えてこない。

その意味もあって、研ぎ出しはいつもより適当にやってます。

耐久性と見栄えを考え、ウインドウのデカールはクリアー層に完全に封印しました。

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