痛車 その6 二台目の制作

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研ぎ出しも吹き終わり、次にシャーシの色塗り→組み立てなどをしていく手順なのですが、ここでちょっと足踏み・・・。

この痛車、いつもの友人からの依頼だってことは前に書きましたが、となると完成後は彼の手に渡ってしまう。そこで自分の手元に残すために平行制作したくなったんです。

 

素材はストックの中から適当に選んでみました。

一台はタミヤの「ホンダ バラードスポーツCR−X」。今から25年位前の2+2です。

 

もう一台はアオシマの「Y32グロリア ワイズスポーツ」。
ずいぶん前、あるおもちゃ屋にプラモ探索に寄った時のこと、そこのプラモはどれも箱が日に焼けてひどい状態だったんですが、何も買わずに出て行くのは礼儀に反すると、一番まともそうなものを選んで買ったものでした。

VIPカーが好きってわけではありませんが、痛車の素材としては面白いかな。

 
で、この二台をどうするかと考えたわけですが、チェイサーを作ったデカールの余りを見ていると、

「何だかこれだけで一台行けそうな気がする〜」

CR−Xは深く考えず、この方向で・・・。

そんなお手軽で良いのかなと思いつつも、考えるよりひたすら手を動かすことを優先します。

 

マスキングして赤吹いてから赤を隠して・・・、

黒を吹く。
で、余っているデカールを適当に貼ってみると・・・、
こんな感じになりました。

後ろのチェイサーに比べたらかなり寂しい感じはしますが、余ったデカールってこういうこと以外にほとんど使い道はないし、在庫消化の口実にはうってつけです。

そしてCR−Xは、この勢いのまま、先にシャーシの塗装に進んでいます。
一方、グロリアを作るにはもう一台キットを入手する必要があります。

そこでチェイサーの依頼者である友人に調達を依頼。

ちなみに二台とも無償支給です。一台目は完成したら彼のところに行くので当然なんでしょうが、二台目は・・まあ謝礼代わりでしょうね。

ちなみに彼の愛車ですが、リアシートにはこんなものが。
外側にはこんなシールや・・・、
こんなシールが貼ってあります。

その他ダッシュボード回りや、トノボードの上はかなりすごい事になっているんですが、ここでは公開しないことにします。

彼は自分の愛車を「本格痛車」にすべく準備中。となるとこの車では会社に乗りつけるのが難しくなるので、もう一台通勤用の中古車を調達中だとか。

 

いいなあ、独身はよ!

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