ロータス49B(タミヤ 1/12)の制作 その7 フィギュア制作とボディー塗装

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(2022/04/18)

二週間ほど更新が止まっていました。理由は仕事がとても忙しく、模型工作も進まなかったから。

定年になってから近くの町工場に業務改善のお手伝いに通っていたんですが、そろそろ伝えたことを参考に社員らが自力で何とかする段階に進むべきだと思い、新入社員導入研修の仕事を最後にその会社を離れることにしました。

この一ヶ月くらいは、これまで伝えてきたことをマニュアルに落とし込んだりしていたので、とても忙しかったんです。

正直言って楽しいことより辛いことが多かった二年半でしたが、とても勉強になりました。

 

じゃあこれからどうするか・・・。

プラモに使える時間は増えるでしょうが、それだけでは面白くない。何かの形で社会に役立ちたい気持ちは常にあるので、一休みしたらどこかもぐり込めるところはないか探索するかもしれません。

 

49Bの方ですが、そろそろ塗装に移りたいと思いながらも、事前に解決しておきたいところがありました。ドライバーフィギュアです。

キットのフィギュアはこう。口ひげがあるので明らかにグラハム・ヒル。このまま塗装してもいいのですが、私が作ろうとしているバージョンは1969年後半をイメージしていて、その頃になるとヒルもフルフェイスなんですね。

じゃあこっちのヘッドにすればいいかと思ったものの、口ひげがないとヒルっぽくない。
色々考えた末、まずはメット本体を複製して中をくり抜きました。
また、ヒルのヘルメットは少々縦長に見えたので、 パテが完全に固まらないうちに左右を圧縮。
バイザーはこんな風にして絞りました。
顔はほぼ自作。
メットをかぶせます。

実際はフェイスマスクをかぶってからヘルメットを装着することは知っていますが、今回はイメージ優先でやります。

ピンクパンサーのジャック・クルーゾー警部(ピーター・セラーズ)にしか見えないが、まあいいや。
シールドを下ろすと顔が全く見えなくなるので、上げた状態がデフォかな。
ドライバーの体の方ですが、指の所だけはいじりました。
キットだとハンドルを握っている感じがしなかったので。

 

(2022/04/25)

メーターパネルの裏側はごちゃごちゃしたものを自作してディテールアップしました。

このあたりはロータス49Cの実車写真を参考にしていますが、49Bがそうかとなると自信はありません。

 

あくまでも雰囲気重視でやってます。
それっぽくなっていればOKよ。
インクジェットプリンタを買いました。

7年前(2015年)に買ったものが調子が悪くなってだましだまし使っていたんですが、レーシングスーツに貼る各種ロゴを自作するためにも、この際思い切って新しい ものにと・・・。

こういう企業ロゴは自作なんかしたくないのですが、手持ちのジャンクデカールを探してみても大きさが一致するものがないんですよね。

趣味だからお目こぼしいただければと・・・。

と言うわけで、ゴールドリーフを除いて全部自作です。

グラハム・ヒルの刺繍は似たような書体がありました。
新しいプリンタは前よりもきれいに印刷できるようです。気のせいかも。

(4/26 追記)

このサイトを見ている方から、ロータスワッペンの上下が逆ですよと教えていただきました。

え?と思って確認して唖然。この所2台もロータスを作っていながら何と言うことでしょう。

早速修正しました(ついでにちょっと大きくした)。

Sさん、ご指摘ありがとうございました。

 

ヒルのヘルメットにはボートのオールをイメージした8本の白い模様があります。

ただしタミヤのキットは7本。謎。

でもボートの8(エイト)は漕ぎ手が8人ですから、ここはタミヤが間違っていたと解釈します。

今のところこんな感じ。
一気に49Bらしくなってきました。

 

(2022/05/01)

デカール貼りに入っていきます。

ノーズは特に問題なし。

問題はボディーです。

ご覧のように下地が透けてしまう。

そこでこの部分はマスキングして塗装してみたんですが・・・、
塗装の段差が容認できない。
この部分は白→赤→ゴールドの順に重ね塗りしたんですが、特にゴールドの部分を厚く塗ってしまったのが悪さしていたんですね。

このままゼッケンデカールを貼ってクリアーを吹いても悔いが残るので、全部やり直すことにします。

シンナー風呂に入り・・・、
純白を塗り・・・、
ゼッケンの部分のみマスキングして、ボディー色(キャラクターホワイト)と赤を塗ります。

キャラクターホワイトは微妙にグレーがかっているので、このように純白との差が出て、むしろいい感じになります。

あとはデカールで。

これで問題なし。

今回のロータス49B、色々ディテールアップしながら作ってますから、こういう所で妥協はしたくない。シンナー風呂は想定外でしたが、回り道して良かったよ。

ロータス49B(タミヤ 1/12)の制作 その7 フィギュア制作とボディー塗装

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