|
(2022/02/20)
リア周りに進む前にノーズで残っている工作を終わらせます。
ノーズ下側に小さなダクトがありますので、これを作りました。
|
本当はもっとダイナミックにスキマが開いているんですが、ラジエーターステーと干渉してしまうので、このあたりにとどめました。
行き当たりばったりで作っていると、往々にしてこうなります。 |
ノーズとボディーの一部を膨らませました。 |
|
サフを吹いてサンドペーパーをかける作業を何度も繰り返します。 |
まだ100%の仕上がりではないものの、形は決まりましたので、いったんここで中断し
、リアに回ります。 |
これはキットのエンジンとマフラー。
マフラーはまず二本を一つにまとめ、これをさらにまとめて一本にしています。ロータス49のままです。
49Bの場合も最初の頃はこのスタイルですが、途中から一気に一つにまとめる形に変わっています。
|
今回の工作ではエンジンをティレル003から借用しています。ティレルのマフラーも4本一気まとめ。
だからマフラーもティレルのものを小改造して使う方が楽なのですが、もともとのマフラーの方が形がすっきりしていて好みなので、無理矢理こうしました。
ところで私はどのレースに出たバージョンを作ろうとしているんでしょうか? 実は今日の時点でもちゃんと考えていなかったんです。
49Bはレースごとに各部が驚くほど違う。アイコンになっている神社の鳥居みたいなウイング(スポイラー)も、途中から別の形(ローマウントタイプ)に変わっている。
どうせ改造するのなら、そっちの方が面白い。ただそうすると、マフラーの形状は嘘になるでしょう。
でも私はそういう所はあまり気にしません。脳内でイメージしたかっこいい49Bを作る方が楽しいのよ。
|
そう決めると気持ちが楽になる。
ローマウントウイングを自作しよう。
1.5mmのプラ板でリブを作り、0.5mmのプラ板を貼ります。
なお前縁は3mmの丸棒です。 |
|
|
|
(2022/02/26)
ウイングのステーを作りました。
ロータス49Bのウイングは1968年から1969年第二戦(スペインGP)まではタミヤのキットでもおなじみのハイマウントタイプが使われていましたが(※)、スペインGPでの脱落クラッシュ事故がきっかけで禁止されました。
※モナコなど一部のサーキットは別
その後はこういったローマウントタイプに変わりましたが、しばらくは本体や取り付けステーのデザインも安定せず、固まったのは後半戦からです。
右は後半戦のものを再現していますので、これをつけるとなると1969年後半、例えばドイツグランプリもしくはカナダグランプリあたりの出場車がイメージとしては近
くなります。
|
なおステーの高さには余裕を持たせています。
組んでみて違和感があれば縮めます。 |
リアサスペンションに戻ります。
これはスタビライザーに使うパーツ。キットのものは全然似ていないので自作しました。 |
ここに使います。
上のネジを使って固定できます。
ちなみに実車もこうなっています。金具を前にずらして固定すればスタビの剛性が高まってその効果が高くなる、後ろにずらせば柔らかくなるわけですね。 |
マフラーステーも自作しました。 |
こうなります。
実車写真と比べるとやや長い。
本物のマフラーはもうちょっと内側に寄っているみたいですね。 |
|
ウイングも挿してみました。 |
タイヤもはめてみます。
脳内にはもう完成後の姿が浮かんできます。まだまだ先は長いけど。 |
|
|