はじめてのカーモデル その8 小物の塗装

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ここでまた新しいタミヤエナメルカラーの紹介です。

左はスモーク。あまり使わない人もいると思いますが、特に初心者の方にとって比較的簡単にリアル感を出すために便利な塗料です。

右はクロームシルバー。メッキ調とは行きませんが、かなりきれいな銀色に発色しますので、カーモデルを作るなら必ず常備しておきたい一本です。

筆の紹介も必要でしたね。最初は三本くらい買っておけば十分でしょう。

下の二本は100円台の安価なものですが、これで十分。

 

ただ、一番細い筆はできれば高いものを選んでおくことをお薦めします。

良い筆は細かいところの作業がしやすくなりますので。

ダッシュボードを塗り分けた状態はここまででしたが、凹んだところにスモークを入れていくと・・・、
モールドの輪郭が引き立ってきます。

 

内装ができました。
結構手間がかかっているんじゃないの?・・・と思っているかも知れませんが、作業自体はかなり短い時間でこなしています。
なお、クロームシルバーはかなりピカピカした塗料ですので、こういう部分に塗ると派手になりすぎるかもしれません。
でもここに艶消しラッカークリアーをスプレーすれば、その艶が抑えられることでそれなりにごまかせます。
マフラーです。

本体部分ははっきり言ってどうでもいい。

ここの「キモ」は完成時に後ろから見える部分を少しでも「らしく」すること。

だからこれまでご紹介したのと同じように、まずクリアーを吹いて・・・、

排気口部分をエナメル黒の艶消しで筆塗りし・・・、
エナメル塗料の薄め液を染み込ませたティッシュ、あるいは綿棒でこのように拭き取れば・・・、
ちょっと見た感じでは穴が開いているのかなと思わせることができるかもしれません。
私はこういうところをものすごく気にします。

 

初心者さん向けの工作ガイドと言いながら、かなり裏技的なやり方ばかり紹介していますが、模型の作り方やこだわる部分は人によって違うのは当たり前。

普遍的な方法を知りたければ、前に紹介したムックなどを買えば良いのですから(絶対あっちの方が勉強になりますって)。

 

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