室内の塗装をどうしましょう。全て筆塗りするのもいいですね(缶スプレーは高いし)。
でも今回はお手軽なスプレーベースでやってみます。
まずパーツを洗い、できればこのように空中固定します。
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用意したのは、「タミヤのジャーマングレー」、「クレオスのネービーブルー」、そして「クレオスのつや消しクリアー」です。また、前にお見せしていた「クレオスのクリアー」も使います。
プラモを作るのが本当に最初なら、上のパーツにジャーマングレーだけを吹いて完成ってのも決して悪くないですが、今回はいくつかお伝えしたいテクニックもあるので、そのあたりは了解の上ご覧ください。
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今回のレビン、実車の室内は複数の色を使い分けているので、それを塗り分けようと思ったらどうするか・・・。
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例えば
ジャーマングレーを塗る
↓
マスキングする
↓
ネービーブルーを塗る
とやれば・・・、
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このようになります。
でも室内をマスキングテープで塗り分けするのは結構手間。
もっと気軽にやる方法はないかなと考えてみました。
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例えばこんな方法はどうでしょう。
ネービーブルーを塗った後、クレオスのクリアーを吹いて保護膜を作ります。
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ここに前出のタミヤエナメルの「フラットホワイト」と「フラットブラック」を適当に混ぜた色を筆塗りします。
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筆塗りでも気合を入れれば結構きれいに行きますが、このように滲んだりはみ出したりすることもあるでしょう。
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こういう時は爪楊枝の先を尖らせて・・・、
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コリコリとエナメル塗料をこすり取ると・・・、
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何とかなります。
クレオスのクリアーはタミヤのエナメルと密着性があまり良くないので、こういう裏技が使えるわけです。
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その後、つや消しクリアーを吹いて艶のトーンを整えます。
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同じことをシャーシでもおさらいします。
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はみ出してますね。
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コリコリして・・・、
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つや消しクリアーを吹く。
ちなみにつや消しクリアーは筆ムラもカバーしてくれます。
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筆塗り時に起こしやすい三大疾病と言えば、
○狙った境界からはみ出してしまう
○塗装面がムラになってしまう
○ホコリがついてしまう。
だと思います。この方法でやれば初心者さんでもいきなり「お前才能あるじゃん」と回りから褒められる作品ができるんじゃないかなー。
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ちなみにつや消しクリアーはタミヤとクレオスでつや消し度が違いますし、吹き方によっても変わってきます。
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さーっと吹いた表面がこんなでも・・・、
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遠くからふわっと吹き重ねれば、ざらついた仕上がりになります。
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対象がどんな素材でできているんだろう・・などとイメージしながら・・・、
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工夫していくのが模型作りの楽しさの一つですよね。
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