はじめてのカーモデル その7 室内の塗装

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室内の塗装をどうしましょう。全て筆塗りするのもいいですね(缶スプレーは高いし)。

でも今回はお手軽なスプレーベースでやってみます。

まずパーツを洗い、できればこのように空中固定します。

用意したのは、「タミヤのジャーマングレー」「クレオスのネービーブルー」、そして「クレオスのつや消しクリアー」です。また、前にお見せしていた「クレオスのクリアー」も使います。

プラモを作るのが本当に最初なら、上のパーツにジャーマングレーだけを吹いて完成ってのも決して悪くないですが、今回はいくつかお伝えしたいテクニックもあるので、そのあたりは了解の上ご覧ください。

今回のレビン、実車の室内は複数の色を使い分けているので、それを塗り分けようと思ったらどうするか・・・。
例えば

ジャーマングレーを塗る
  ↓
マスキングする
  ↓
ネービーブルーを塗る

とやれば・・・、

このようになります。

でも室内をマスキングテープで塗り分けするのは結構手間。

もっと気軽にやる方法はないかなと考えてみました。

例えばこんな方法はどうでしょう。

ネービーブルーを塗った後、クレオスのクリアーを吹いて保護膜を作ります。

ここに前出のタミヤエナメルの「フラットホワイト」と「フラットブラック」を適当に混ぜた色を筆塗りします。
筆塗りでも気合を入れれば結構きれいに行きますが、このように滲んだりはみ出したりすることもあるでしょう。
こういう時は爪楊枝の先を尖らせて・・・、
コリコリとエナメル塗料をこすり取ると・・・、
何とかなります。

クレオスのクリアーはタミヤのエナメルと密着性があまり良くないので、こういう裏技が使えるわけです。

その後、つや消しクリアーを吹いて艶のトーンを整えます。
同じことをシャーシでもおさらいします。

 

はみ出してますね。
コリコリして・・・、
つや消しクリアーを吹く。

ちなみにつや消しクリアーは筆ムラもカバーしてくれます。

筆塗り時に起こしやすい三大疾病と言えば、

○狙った境界からはみ出してしまう

○塗装面がムラになってしまう

○ホコリがついてしまう。

だと思います。この方法でやれば初心者さんでもいきなり「お前才能あるじゃん」と回りから褒められる作品ができるんじゃないかなー。

 

ちなみにつや消しクリアーはタミヤとクレオスでつや消し度が違いますし、吹き方によっても変わってきます。
さーっと吹いた表面がこんなでも・・・、
遠くからふわっと吹き重ねれば、ざらついた仕上がりになります。
対象がどんな素材でできているんだろう・・などとイメージしながら・・・、
工夫していくのが模型作りの楽しさの一つですよね。

 

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