はじめてのカーモデル その3 塗装の準備

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このあたりでプラモを作るための参考資料のご案内です。

最近のものとしては、この「今日からはじめるプラモ工作」が初心者の人にとっては使えるムックだなと思いました。一つ完成させるにはどんな道具が必要で、どのくらいお金がかかるかがわかってGOODです。

こういう初心者向けの資料はいくつかありますので、1〜2冊は買っておくのも良いと思います(もう一冊写っている雑誌のことは無視してください)

一方実車の資料集めですが、理想は「実車を取材する」ことなんでしょうけど、普段から作りたい車を決めておいて、コツコツと「実車の雑誌やカタログを集める」ことも方法の一つ。私も今後のためにマークしている車種が10ほどあります。

また最近は「ネットで画像を探す」のも効果的。このレビンの場合は中古でも人気の車種ですから、中古車情報サイトを回ると結構使える画像が見つかります。

 

ちなみにこのカタログは友人からいただいたもの。

実は今回のキットは以前に彼からもらっていたものです(子供が小さくてしばらくプラモを作れる環境にないんだって)。

また彼自身がレビンに乗っていたこともあり、カタログを持っていたんです。

「あまり資料にはならないかもしれないが、○ひろみが若くてすごいだろー」だって。
ボディー塗装の準備に入ります。

私は缶スプレーのキャップに、直径3ミリのアルミワイヤーを巻きつけたものをボディー支持に使う場合が多いです。

ボディーはこうやってマスキングテープを使って固定します。

塗装するときにはキャップ部分を持ってくるくる回せますので便利ですよ。

(タミヤから「スプレーワーク ペインティングスタンドセット」と言うのが出ていますので、お金に余裕があればそれを買うのが一番ですが)

石鹸をつけてボディーを洗います。

液体洗剤やシャンプーなどは別の成分がいろいろ入っているような気がしますので、もっぱら石鹸を使っています。

ぬるま湯でしっかり水洗いをします。

この後、水滴は出来るだけ除去するのが望ましいです。なぜなら水道水には若干のカルシウム、マグネシウム等のミネラル分が入っていて、乾燥したときにこれがボディーに残ることで、塗装に影響する場合が考えられるからです。

もしエアブラシなどを持っていれば、水滴を吹き飛ばすこともできますが、今はそれがないことを前提にお話していますから、やることと言えば、水洗い後にはボディーを振って大きな水滴をなるべく飛ばすことになります。
タオルなどで拭き取ると、細かい糸くずなどがつく恐れがありますので、避けた方が安全でしょう。

ただし、あんまり振りすぎて柱の角にボディーをぶつけて割るなどとならないように注意してください(←やったことあるから)。

 

水洗いしたボディーは、ホコリのつかない場所で乾燥させます。
今回はボディー塗装は缶スプレーで行います。

手に入りやすい缶スプレーとしては「GSIクレオス(写真左)」、「タミヤ(写真右)」があります。値段はおおむね一本数百円です。

どちらを選ぶかは好みもありますが、今回は白と黒には比較的塗膜の丈夫な「GSIクレオス」を使い、その上に塗るクリアーには窓枠に使う「タミヤのエナメル」となじみの良い「タミヤ」を使う事にします。

また、白と言っても純白は使わず、微妙にグレー方向の107番「キャラクターホワイト」を吹くことにします。

その理由は、
○実車でも白は真っ白でない場合が多い
○真っ白よりも隠蔽力があるので失敗しにくい
○この後に吹くブラックとのコントラストをあまり強調したくない
○写真を撮った時に立体感を出しやすい
ことなどによります。

「キャラクターホワイト」はとてもお薦めの色ですよ。ただつや消しですから、後でクリアーを重ねなくてはなりませんが。

 

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