ボディーの研ぎ出しが終わりましたので、仕上げにかかっていきます。
正月は日中は結構用事がありますが、夜は結構長起きして工作やってます。こういう時に稼がないといつまで経っても終わらない気がして。
それにしてもこのキット、最初はもっと簡単に済むと思ったけど、結構難物でしたね。
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まずは内部の塗装。
ここをどんな方法で、どんな順番で仕上るかには様々なやり方がありますが(何もしないのも選択肢の一つ)、私が良くやるのは、エナメル塗料のフリーハンド塗り。
当然窓枠まではみ出してしまいますが・・・、
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エナメル薄め液を綿棒にでもつけて拭き取ればこのように仕上げられます。
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フロントグリルはキットのものを改造して依頼者の乗っていたバージョンに近づけます。
また、グリルはキットでは真っ平だったので、全体にゆるい湾曲をつけました。
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続いてヘッドライト回りのメッキモール。
塗装で仕上る方法もありますが、今回はメタルシールをカットして貼りこむことにしました。
プラ板で型紙を作り、馬蹄形に切り出して・・・、
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貼り付けます。
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こんな感じになりました。
(ヘッドライトはまだはめただけ。位置合わせはしていません)
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ウインドウモールにもメタルシールを貼りこみます。
メタルシールは塗装ではなかなか再現できない金属感を持っていますが、表面を滑らかに仕上るのが難しい。
そこをなるべく頑張りたいと、いつもじたばたしています。
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サイドのモールには厚さを出すべく、アルミキッチンテープを使っています。
貼った後にペーパーをかけたり研ぎだしたりしますので、このようにマスキングテープで保護しながら作業します。
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そうそう、タイヤですが、再度変更しています。
写真左がキットのタイヤとホイールでした。これではあんまりなので、真ん中のタイヤに変更したのですが、やや直径が大きいのが気になっていた。
模型屋であさったら、フジミの117クーペ用(単独販売)が良さそうだったのでこれにします(右)。
ちなみに依頼者の実車は黒い鉄チンホイールですので、後で黒く塗ればいい。
なお、鉄チンの「チン」ですが、確かこれはTIN(錫)のこと。ブリキのおもちゃのことをTIN
TOY(ティントイ)と言いますが、実車のホイールも鋼板に錫メッキしたものだったことからそうなったらしいですよ。
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てなわけで、ここまで進みました。
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最初はこうでした。
やっとここまで来た感じ。
全体の8割は行ったかな。
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つぎ
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