スプリンターLB その8 最終仕上げ

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10月から始めたスプリンターリフトバックもいよいよ完成が見えてきました。最後は小物作業の紹介です。画像が多いですが、良かったらお付き合い下さい。

 

メッキ部品のリアコンビネーションランプですが、厚みがあって違和感があるので、薄く削りました。

 

また、バンパーや窓枠含め、全てのメッキパーツをメタルシールかメッキ調塗装にしましたので、トーンを合わせるために、ここもメタルシールで仕上ることにします。

・全体にメタルシールを貼り、

・ランプ部分をくりぬき、

・全体にクリアーオレンジを吹き、

・オレンジ部分をマスクしてクリアーレッドを吹き、

・乾燥後にランプ部分以外の塗装をはがす

と言う順番です。メタルシールは塗装の密着が悪いので、このような方法でも、まあ上手く行きます。

凹んだ部分にスモーククリアを流し込んで完成。
続いてルームミラー。

キットのものはあまりにもあまりだったので、ジャンクから持ってきました。

今日はミラー面の私なりの作り方を紹介します。

プラ板でゆるいカーブの定規を作って、ミラーシールを切り出します。
端面はハサミで整えます。
貼ります。

ミラーの仕上げ方としては、塗装やメタルシールを貼る方法もありますが、私はこのように鏡のように映りこむ仕上げが好きです。

フェンダーミラーです。

キットのものを当てはめたら、かなりスキマが目立ったので、ジャンクボディーに犠牲になっていただき、このようにスキマを埋めていきます。

形を整えます。
切り離してスプリンターのボディーに当ててみます。

根元の白いところが盛った部分です。

塗装して接着。

こんなどうでもいいようなことに時間を取られ、完成がずるずる遅れていくのはいつものこと。

でも、ここで適当に済ますとやっぱり後で気になるんですよね。

さて、洋白線を曲げながら何をやってるのでしょう。
これでした。

デカールなどとは違い、立体感が出るかなと思ってね。

でも小さすぎて良くわかりませんでした。
最初にくりぬいてあったオーナメントは、
薄く仕上げて最後にボンネットに接着。
ハセガワのトヨタ2000GTから持ってきたワイパーですが、やはりパーティングラインが気になったので・・、
塗装で仕上げました。
実車のサイドグラスのリアシート側は薄いブルーに着色されていますので・・・、
それを再現。
あとはナンバープレートを残すのみです。

最初は当たり障りのないナンバーでやろうかなと思っていましたが、依頼者に聞いたら、

「私の乗っていたナンバーでお願いします。個人情報は気にしません(※)

ってってことなので、そのまま再現します。

※確かに何十年も前に廃車になってるしね。

こちらはSHUN1/24さんに依頼し、作ってもらいました。

以上でスプリンターリフトバック終了です。

スプリンターLB その8 最終仕上げ

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