第二回目はクラッチギミックです。
まずエンジンを取り出してみると、ミッションとセンターシャフトを繋ぐ部品が割れておりました。金属シャフトにプラスチックの部品を打ちこんでいるので、長年の間にひびが拡がっていたわけです。 さらにエンジンを二つに割って調べてみると、同様な割れがあちこちに・・・。 そこでこれらを丁寧に修理し、ほぼもとの状態になったのが、下の写真です。 |
このからくりは一応私のオリジナルってことで・・。 キットですとモーターを回せばすぐ走り出しますが、これはスイッチを入れるとモーターが回り、クーリングファンが回転するものの、まだ走らない。ドアを開けてセレクタレバーを後ろに倒すと、ドグクラッチが繋がっておもむろに走り出すんです、これが。 |
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からくりについては解説抜きで行きますので、どうぞ見てください。 |
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見ればわかるよね〜。 |
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次はファンベルトです。
キットではクランクシャフトとファンは輪ゴムでつなぐことになっていますが、輪ゴムにはテンションがかかっていることもあり、一年もしないうちに切れてしまいます。 いったん切れると交換も大変なので、色々考えた末に金属のバネパイプをリング状につないで、ファンベルトにしました。 ところが回してみると滑ってしまう。そこでプーリーにシリコンゴムのチューブを巻いて滑り止めにしたところ、うまくいきました。 |
さ、エンジンを組んで回してみましょう。
大成功! これでこの部分はメンテナンスフリーになりました(小さく万歳)。 |