Miz 「さかもっちゃん。今日の夜さ、家に来てくれる?」
さかもっちゃん 「えー、何ですか? 作戦ルームじゃ話ができないことなんですか?」 Miz 「まあね。じゃ、えーと、7時半ごろ。あとね、このこと誰にも言っちゃダメだよ。」 さかもっちゃん 「なーんか怪しいよな。」
Miz 「あ、入って入って。誰にも見られてないよね。」 さかもっちゃん 「大丈夫ですよ。ところで、ルマンギャラリーの作品、隊長の方は進んでいますか?」 Miz 「ん? ま、まあね。」 さかもっちゃん 「ふうん、大丈夫なんですか? 電動士の妨害ばっかりやってて自分の車が完成しなかったら、大恥ですよ。」 Miz 「あ、そういうお前はどうよ?」 さかもっちゃん 「いや・・・ははは。ここまで行った。」 Miz 「わはははは。・・・ぎゃははは。 くそー。 で、何の話だったっけ。」 さかもっちゃん 「呼んだのは隊長でしょ。」
さかもっちゃん 「えーーー!、いったい誰にですか?」 Miz 「うわさは聞いたことがあるだろう。”テイク5”だよ。」 さかもっちゃん 「ひえー、あの有名な地獄のスナイパー。確かこれまでに126人ものWEBマスターをその手にかけたという・・・・・別名・・。」 Miz 「そう、裏の名は”テイク13”だぞ。今日8時、ここに呼んである。」 さかもっちゃん 「どっせー!」
テイク13 「用件を聞こうか。」 Miz 「わっ、いつの間に。いやー、ようこそおいでくださいました。私がMiz隊長です。」 テイク13 「握手はしない。」 Miz 「あっ、そう・・。 ではせめてこちらへ。」 テイク13 「壁際でいい。」 Miz 「あっ、そう・・・。 では用件ですが、これが諸悪の根元、電動士の童夢です。ぜひこれをテイク13さんの腕で狙ってほしいのですが。」 テイク13 「・・・・・・・わかった。引き受けよう。報酬は日本円で30,000円。前金は今いただこう。」 Miz 「はいっ、でわ15,000円ですね。えーっと、財布財布・・・・さかもっちゃん、6,000円貸して。」 さかもっちゃん 「なーーーーーんで!」 Miz 「だから呼んだんだよ、貸して。 テイク13さん、成功後の半金は?」 テイク13 「振り込んでもらおう。」 Miz 「では・・・・、スイス銀行でしたっけ。」 テイク13 「千葉相互銀行四街道支店※に頼む。」 さかもっちゃん 「思いっきりローカルじゃん!」 ※そんな銀行ないです。
Miz 「あ、待ってたよ。テイク13から写真が届いたんで、一緒に開けようよ。きっと童夢がバラバラになってるよ。それとも燃料タンクを撃ち抜かれて火だるまかな。 ワクワク。・・・え?」 さかもっちゃん 「さらに作業が進んでいますね。」 Miz 「ど、どういうことだ!テイク13め、約束を守らなかったんだ。契約違反〜ん!」 さかもっちゃん 「おかしいですね。隊長、もう一回テイク13に話した内容を思い出してみませんか?」 Miz 「んーーー、ぜひこれをテイク13さんの腕で狙ってほしいのですが・・・。だよな。」 さかもっちゃん 「隊長、テイク13は写真を撮ってくれと頼まれたと勘違いしたんですよ。」 Miz 「そ、そんなー。だってさ、だってさ。」 さかもっちゃん 「隊長がおまぬけ。」 Miz 「くっそー、こうなったら半金は絶対振り込んでやるものか!」
Miz 「うわ、銃撃だ! 怖いよ怖いよ〜。」 さかもっちゃん 「あー、びっくりした。怪我はないですか?」 Miz 「ないけど・・・。」 さかもっちゃん 「あー、隊長の車が火だるまに。」 Miz 「こういう車なの!」 さかもっちゃん 「きっと残金払えっていう脅しですよ。おとなしく払いましょ。」 Miz 「でも、もうお金ないもん。さかもっちゃん、貸して。」 さかもっちゃん 「なーーーーーんで!」
※ストーリー展開上、テイク5さんは呼び捨てにさせていただいております。 |