さかもっちゃん 「隊長、naga少尉ですが、連絡が途絶えてもう4日になります。隊長、少尉のことが心配じゃないんですか?」 Miz 「え? ああ、そうだな・・・・・。 誰か偵察に行って来いよ。 はあ〜。」 さかもっちゃん 「もう! naga少尉が別働隊の指揮官だからって冷たいんだから。自分で行ったらどうですか?」 Miz 「と、とんでもない。もし俺が捕まったら、作戦の指揮はどうなる。」 おとぼけおやぢ(その後改名してKAD) 「少なくとも今よりましになると思うけどな。」 レイナのパパ 「そうそう。最近目が虚ろ(うつろ)だしな。」 Miz 「あ、こらー。お前達、naga少尉の直属の部下だろう。見に行って来ーい。」
レイナ 「じっかにかえってるの。ね、”じっか”ってなーに?」 おとぼけおやぢ 「何かやった?」
レイナのパパ 「プラモにはまりすぎて、奥さん怒らせた。”なにやってんのよ!ビーム”、食らったぁ。」 naga 「え、ああ、君たちか・・・・。そうか、もう4日も経ったのか。すっかり時間感覚なくなっちゃった。」 おとぼけおやぢ 「だからー、今まで何やってたんですか?」 レイナのパパ 「あー、スライドマーク! 少尉、もしかしてこの作業を・・。」
naga 「俺もすぐ見つかって虫かごの中に閉じこめられていたんだけどさ、電動士がスライドマークを貼りだしたら、これが下手で下手で・・・。 レイナのパパ 「確かに少尉はスライドマークに慣れてますよ。でもわざわざ手伝うことないじゃないですか。」 naga 「そうなんだけどね。でも腕を見込まれちゃぁー引き下がれない。 ねえねえ! ここ、けっこう丁寧だろ?」
おとぼけおやぢ 「ダメだこりゃ。」 レイナのパパ 「え? う、うーん、まあ、そうなるのかな。やっぱり。」 レイナ 「ねー、どうしてわるいことしようとしたの?」 naga 「え!!・・・いや、そうしなさいって言われたから。」 レイナ 「だれに?」 naga 「”隊長”さんだよ」 レイナ 「じゃあ、そのたいちょうさんって”あくにん”なの?」 おとぼけおやぢ 「その通りです!」 レイナ 「パパはわるいことしないよね。」 レイナのパパ 「しないしない、絶対しないよ。」 レイナのパパ 「気をつけるんだよ。ちっちゃい部品がいっぱいあるからねー。」
naga 「おーい、ちょっとこの台紙、引っ張ってくれよ、NACAダクトのところが面倒なんだよ。」 おとぼけおやぢ 「はい、じゃあ行きますよ。せーのー。」 レイナのパパ 「お見事!」 おとぼけおやぢ 「いやー、うまく行きましたね。」 naga 「ああ、満足だ。」 おとぼけおやぢ 「しかし、何でウチらまで手伝っちゃうんでしょうか。」 naga 「それがモデラーの本能って奴だな。」
レイナ 「パパー、でんどうしのおじちゃんがチョコくれたよ。」 レイナのパパ 「で、電動士のおじちゃんって!」 レイナ 「となりのへやで”ぱそこん”してたよ。あとね、いちばんむずかしいとこ、やってもらったから、もうかえっていいよ、だって。」 おとぼけおやぢ 「naga少尉、帰りましょ。」 naga 「うーん、でもまだ途中なんだけど。」 おとぼけおやぢ 「いいから帰りましょ。」 naga 「そうだな。後は電動士でもできるだろう。あ、ついでだからパソコン部屋も覗いてから帰ろうか。」
電動士 「うーん、確かに悪いと思ってるんだけど・・。でもこいつは締め切りがあるんだよな。これ終わったらちょっと休むからさ。これだけは大目に見てよ。でもさ、飲む・打つ・買うしてるわけじゃないし、プラモにはまるくらい、かわいいもんでしょ?」
電動士の奥さん 「何言ってんのよ!
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