ケーニッヒスペシャルの制作 その3  ボディー塗装

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(2020/09/22)

ボディーの塗装に入りますが、その前に下準備としてやったことをいくつか説明させていただきます。

ヘッドライトとその下のウインカーレンズユニットの部分は、このようにくり抜いていました。

このようにメタルシールを貼って凹ませると・・・、
平らのままよりも感じが良くなると思います。

これはまだ練習ですが、本番では凹ませた後に裏からUVレジンで固めればよい。

問題は模型用メタルシールがなかなか入手しにくいことですが、百均で売っているキッチンアルミテープでも似たような感じになると思います(やってないけど)。

リアのスリットは実物では三本の支柱で支えられていますが、切り飛ばしました。

写真は2本取ったところ。

この方が塗装がきれいに行くかと思ってのことです。

もちろん塗装後は再度支柱を作って接着します。

いよいよ塗装。

まずはシルバーとクリアーレッド、そして若干のマゼンタを混ぜたものを塗ります。

続いてクリアーレッド。
ちょっとイメージより黒っぽくなっちゃいましたが、これはクリアーレッドを厚めに塗ったため。

ボディーがでこぼこしている中、なるべくムラを少なくしようとして、こうなりました。

明るさの感覚は照明によっても変わってきます。実物を見た感じはここまで暗くはありません。

ボンネットの黄色いエンブレムですが・・・、
フェラーリの跳ね馬ではなくケーニッヒスペシャルのもの。
手持ちの雑誌 の「ケーニッヒ・テスタロッサ」のエンブレムは跳ね馬なんですが、ケーニッヒがあまりにも魔改造したので、フェラーリ側が

「もうこれはフェラーリじゃない。エンブレム外せ!」

と怒っちゃったという説があります。

本当かどうかは知りませんけど、なんか「公式」と「二次創作」みたいな話ですねえ。

ボディーを乾燥させている間に並行して室内も作業します。

センターコンソール付近はあっさりしているので・・・、

ジャンクやプラ板などで少しディテールアップします。

それほど真面目にはやりませんけど。

 

(2020/10/3)

内装の塗装に入ります。

ケーニッヒの内装は大抵真っ赤なので、特に悩むことなくこうしました。

ただし赤の濃さや色調は場所によって振り幅を持たせています(5パターンくらい)。その方が立体感が出ると思って。

特に新しいことはしていませんが、フロアマットはパテで制作。

自作したりジャンクを加工した諸々パーツを貼り込んでいきます。
メーター部分ですが、キットではこのようにデカールを貼る指定。

このままでも良いのですが、ちょっと遊んでみます。

こんなのを作って・・・、
貼りました。

さらにメーター部分に透明シートをはめ込もうかとも考えましたが、このままでおしまいにしても特に問題ないようです。

大体終わりました。
このあたりはそれなりに頑張った。
と言うのもこの車の場合、センターコンソールやシートベルトはボディーをかぶせた時に結構見えるので・・・。

完成時に見える部分は頑張るけど、そうじゃない所は仕上げレベルをワンランク落とすやり方・・・、自分でも決して本意じゃありませんが、完成までの時間を短縮できるメリットも捨てがたいです。

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