ケーニッヒスペシャル その3  ヘッドライトの加工

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サフを吹きながら細かいところの調整をやっていますが、すごく気になったのがここ。

ドアのくりぬきのカーブを変えてしまったものだから、上のラインが不自然に見えるようになってしまいました。

(って言うかぁ〜、キットのラインも最初からちょっとおかしかったと思うんだけどなぁ〜)

こういう時は溝を埋めて、彫り直す必要があります。

何を使って埋めるかですが、

○瞬間接着剤・・・ボディーのプラスチック材よりちょっと固いので、きれいな線が引けない恐れあり

○溶きパテ・・・塗って乾くまでかなり時間がかかる。強度もちょっと足りない

○エポキシパテやポリパテ・・・ボディーとの密着性があまり良くないので、このように線一本ずらした場合、彫っている時にポロッとはがれる恐れがある

となり、なかなか決定打と言えるものがありません。

今回は試しにHGパウダーとタミヤセメントを混ぜて溝に塗りこみ、二日ほど待ってから彫ることにしました。

作業してみての感想ですが、やっぱりちょっと柔らかいかな・・・。もっと長く乾燥させたら印象も変わるかもしれませんが。

それでも何とかここまで持って行きました。

溝を線一本分動かしたい場合に何で埋めるか・・・、作業しながら他にもいくつかアイディアが出てきていますので、別の機会があったらそちらも試すつもりです。

話が変わります。

ポルシェ928のヘッドライトは、ちょっと面白い感じのリトラクタブルタイプですが、キットでは引っ込んでいる時と、出たときのどちらかを選んで作るようになっています。

ほとんどの人が引っ込んだ方を選ぶと思うんですが、この車のせっかくの特徴を表現できないのもつまらない・・・。

そこで洋白線やプラ板などを使って開閉式にしてみました。

 

閉じているときと・・・、

開いた時。

この時は磁石でヘッドライトが下がらないようにしています。

閉じた時です。

プラ板がちょうどシャーシに当たるので、これ以上下がらないようになってます。

 

開いた時。

ちなみに完成後の開け方ですが、基本的にヒンジはスムーズに動きますので、閉じた状態からちょっとボディーを振るだけでヘッドライトが飛び出し、磁石によって固定されるという仕組み。

閉じるときはライトを「つん」と押すだけです。

2時間ほどの工作でしたが、やってよかった。

ウケ狙えるし・・・。

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