ケーニッヒスペシャル その2  ボディーの整形

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前回「同時進行で別の作業をしている」と書きました。この「ケーニッヒ928S4」を平行制作しているのは、実はその塗装の練習台にってつもりもあったんです。

フジミの「ケーニッヒ928S4」、ボディーのプロポーションはなかなか良いと思いますが、細部は結構ヨレヨレだし、ウインドウパーツの出来も正直言って今ひとつだったので・・・。

でもやっているうちに何だか愛着沸いてきて、やれるところまで手を入れてみようって気になってきました。

そこで塗装の練習台には別のジャンクボディーを使うことにしました。

最近の出来の良いキットって、普通に作っただけでとても良い仕上がりになります。でも修正点の多いキットの方が手をかけられる分、やっていて面白い。

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そこでボディーのどこをいじるかですが、窓枠のモール部分が何となく幅広で、ここは手を入れたいなと思いました。

それから気になったのは、サイドウインドウのくりぬきの形状。

実車では上のラインがリアウインドウにす〜っとつながって行くんですが、このキットはちょっと解釈が違うようです。

このくらいの方が良いのでは?と考えて・・・、
修正してしまいました。
リアのタイヤハウスのアーチですが、実車の写真を見る限りでは、円弧の上の部分がダクトの上の線の延長線あたりまであるような気がしましたので・・・、
少し削り・・・、
こんな風にしました。
前回はこうでしたね。
横からです。

フロントのホイールアーチ前側も修正してます。

前回の写真との比較です。

この写真を見る限り、フロントタイヤは少々ガバガバなのに、リアはちょっと窮屈って感じがしていましたが、二つの修正によってそのバランスが若干改善されたのではないかと思ってます。

そのあとはボディーにひたすらペーパーをかけ、形を整えていきます。

ここはどうしようかと考えましたが、切断することにしました。

塗装後の研ぎ出しの時のやりやすさを考えてのことです。

ある程度進んだところで1回目のサーフェイサーを吹きます。

キズや形がおかしい部分がはっきり浮かんできます。

と言っても写真じゃあまりわかりませんね。実物はまだまだ全然ダメなんですが・・・。

でもこういう作業をやっている時が一番楽しいかも。

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