バンダイ 1/16 イターラの制作 その3 各部の手直し

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(2020/06/07)

動力系の調整やミッションの改造が終わり、あとは若干ディテールアップしながら一気に完成に持って行くだけ。もう出来たも同然よ・・・と思いたいところですが、実車を調べていくとあちこち わからなくて手が止まってしまう。

現段階で気になっているところは、例えばこんな感じです。

・実車のエンジンにはものすごく大きいフライホイールがついている。これを再現すべきなんだろうけど、今回はあきらめるか

・ダンパーは初期のものにはない。後から摩擦式がついているようだ。これは無視するしかないか・・・

・ハンドルについている分度器みたいなものは点火タイミングを調整するものらしいが、どんなふうにエンジンにつながっているかわからない

・各種レバー、ペダル、メーターがそれぞれ何の役割を担っているか、今一つよくわからない

・ラジエーターの構造がわからない。同年代でも原始的なもの、今と同じコルゲートフィンタイプのものなど色々ある。このイターラはどうなのか

実車の資料をあさる作業はとても楽しいのですが、どこかで線引きしないといつまで経っても完成しない。困ったものです。皆さんそうでしょうけど。

またボディー全体でも我慢できない所があります。

このキットを仮組した時に感じた”積木感”、成型色の影響もあるんでしょうけど、どうも原因は各パーツの横幅にあるような気がしてきました。

イターラの基本構造は、はしご型フレームに床板(実車では木製)が乗り、さらいその上に座席や燃料タンク、トランクなどが取り付けられています。

写真を見てわかるように、その幅がバラバラなんです。

箱絵を見ると幅は揃っていて、まとまり感がありますね。
そこでまず床板の左右を2ミリほどカット。
シートが下の箱からはみ出しているのも気になるので・・・、
バラバラにカット。
広げました。
こうなって、シャーシフレーム、床板、上部構造物の横幅が揃いました。
前から見た感じも良くなったと思います。
ラジエーターのパーツは二つ。

メッシュには彫り込みがあって・・・、

後からこのパーツを接着する仕組みです。

でも実際はメッシュにロゴが塗装されています。

裏はこうなっていて、今一つラジエーター感がない。
そこで内部は自作することにしました。
もっと調べて中の方まで再現したいところですが、今回はこのあたりで妥協。
裏はこうです。オリジナルよりは良くなったと思う。
ペダル類はこんなパーツが入っていて・・・、
適当に接着しろとの指示ですが、これではあまりにも乱暴なので・・・、
少しそれっぽくしてみました。

ちなみに三つのペダルの役割は今一つよくわかりません。

どうも真ん中がアクセルで、その他は前進/後進切り替え、あるいは二段変速などに関わっているようなのですが。

一応バネらしきものも作りましたが、固定しちゃうかもしれません。
とにかくここまでわからないことだらけだと自分でも嫌になっちゃいますが、ほとんどの人は私同様だろうから、あんまり気にしないで進めることにします。

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