自動車単体プラモは飽きるほど作ってきた私ですが、フィギュアが絡んだ作例は少ないです。そもそもカーモデルの世界でフィギュアとセットになった作品は全体のごく一部。一方AFVの世界では戦車と兵隊さんの組み合わせはごく一般的です。
自由にフィギュアが作れるようになれば模型制作の幅がぐっと広がるでしょう。例えばアメリカン・グラフィティーの一こまが模型で再現できたら、どんなに素晴らしいかと思います。
問題は腕と手間ですね。そんなことを考えながら、今回のフォードAでも色々な作り方を試行錯誤しています。
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ヘッドです。 スキンヘッドになっているのは、帽子や髪の毛を一緒に作ると頭の形が崩れるのではないかと思ったことと、これを保存しておいて次のフィギュアのベースにしようと思っているから。 |
サフを吹いて、ちょっと目玉などを描きこんで確認。
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その複製を作り、髪の毛などを盛り、さらにもう一度その複製を作ってボディーに組み込みます。
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整理してお話します。
A・・・ベースとなったキット
B・・・その複製
C・・・頭や顔を削って作ったもの(これは将来のために保存)
D・・・その複製にパテで帽子をのせる
E・・・その複製をボディーに組み込んだもの
という順番です。
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この過程で出来損ないは沢山出ます。仕方ないよね。
ちなみにヘッドが一個足りないのは・・・、
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間違って複製前のマスターをボディーにくっつけてしまったからですね。
なんてこったい。
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ボディーにパテをのせて行きます。
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まずは上半身のみ。全体を一気にやると、持つところがなくなってしまいますから。
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こっちも同じように・・・。
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ある程度までやったらそこでやめ、固まってから仕上げに移ります。
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だんだん形になってきましたね。
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ところで、とても嬉しいことがありました。
キットがストリートロッド仕様なので、タイヤはウソのままで作るつもりだったんですが、このサイトを見ていた方から連絡があり、ご覧のキットのタイヤをいただいてしまいました。
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オリジナルに近づいて大満足です。
ちなみに代金はタダ。「いつも参考にさせていただいている授業料ということで(笑)」だそうで。
サイト運営をやっていて良かった!と思う瞬間です。
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なんてことをしているうちに、フィギュアが形になりました。
ひとり一人は結構適当に作っていて、こうやって写真を撮ってみると、変なところがたくさんあることに気づきますが、今回は集団で一まとめですから、このあたりでOKにしちゃいます。
ここでフォードAはいったん一休み。
ほったらかしていたコルベットに戻ります。
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