ちょっとしたディテールアップや小物作りに伸ばしランナーとても便利に活用できます。
小学生の頃、戦車のアンテナに伸ばしランナーを使った時は、自分でも感動したものです・・。
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伸ばしランナーの先をライターの熱などで丸めれば、リベットなども再現できます。
ただ、右のようになっちゃう場合があり、歩留まりが悪い・・・って経験もあるでしょう。
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そこで門外不出の究極奥義その7(これまで6つまでは公開済み、8番から10番は未公開)です。
プラ板にピンバイスで穴を開け、伸ばしランナーを挿します。先端を2ミリほどカットし、ライターの炎を近づけます。
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このようにきれいに丸まります。
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底面は結構まっすぐになってますね。
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正面もきれいに丸い。これを利用すれば、色々な小物が作れます。
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で、今回作るのはウインドウオッシャーノズル。キットのモールドは塗装や研ぎ出しの邪魔になるので削り取ってしまっていましたから、自作するしかありません。
まずはプラ板に刺さった状態でカッターでこのように削り・・・、
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引っこ抜いてからペーパーをかけます。
最初に引っこ抜いてから形を整えようとすると、なかなか上手く行きませんからね。
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出来たのはこんな感じ。
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次に作るのはちょっと面倒なパーツです。
私は空になったライターは捨てずにとっておき・・・、
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時々ばらしています。これはプラスチックと金属に分けてゴミ回収日に分別して出す、地球にやさしい「エコライフ」を実践している・・・わけないだろう!
ライターのこういうパーツは、意外と後で使えるんですよね。金かけるだけが能じゃありません。
え?そういうのは「エコライフ」じゃなくて「セコライフ」だって?
・・うるさい。
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で、何を作るのか。
0.3ミリのプラ板に0.5ミリの穴を開け、伸ばしランナーを接着します。
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ライターのパーツから、こんなのを見つけ、リューターに取り付けます。
このパーツ、たまたま穴が四角になっているところが嬉しいですね。
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こうやってパーツを差し込んだときに、回り止めの効果が出ますから。
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で、回転させながらヤスリを当てていくと・・・、
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このような部品が出来ました。
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そう、これはヘッドライトウオッシャーノズルでした。
実物では、凸形状になってることがわかるかわからないかって感じですが、ここは「こだわり」ってことで。
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