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フィギュアも形ができてきたので、ボディーに戻ります。
ボディーはデカールを貼った後、クリアーを二回ほど吹いてから長く放置していました。デカール部分は段差が見えますので、これをペーパーで均してから再度クリアーを二度ほど吹きました。 |
今回はこれで終わりにします。
研ぎ出ししたい気持ちはあるものの、そうするとリベットが邪魔でなかなかきれいに行かない。必要以上に時間をかける気もないし、不十分な研ぎ出しで情けない感じになるのも嫌なのでそう判断しました。 |
眺めてみての印象ですけど、デカールの段差はほぼなくなっているので、表面に若干の細かい凹凸があってもそんなに困った感じにはなっていません。
もしかしたら凹凸が気になる部分には若干コンパウンドをかけるかもしれませんが、最小限に済ませるつもりです。 |
次はホイール塗装。26番車は結構青っぽいんですが、好みで控えめにしています。 |
いよいよタイヤですが、難関は細いライン。
サークルカッターで丸いマスキングテープを作ってトライしてもみましたが、どうしてもラインが太くなって、リアルさが足りなくなります。 |
そこで色々トライしたあげく、このようにまずべったりとライン色を塗ってから、 |
あとは「えいやっ!」と筆塗りで仕上げることにしました。 |
何度も失敗しながらこんな感じになりました。出来は・・・まあ70点かな。 |
ちなみに21番車の方はこんな感じ。26番車と比べて微妙に仕上がりが悪いです。60点。
これはこっちのタイヤが古くて色々やっているうちにゴムの表面が荒れてきたことが原因と思われます。 |
フィギュアの仕上げにかかります。
こちらは26番車。顔はゴーグルなしにしました。 |
シートベルトはおそらく二点式だろうと思い、こうしました。 |
21番車は四点式。 |
ボディーに戻ります。
ヘッドライトの中の黒は、エナメルを吹き付けます。 |
その後はエナメル薄め液で周囲をふき取れば、きれいに仕上げられます。 |
ヘッドライトのレンズですが、確認したらエッジが一部欠けているのを発見!
おいおいと思って良く見たら古いキットの方も片方が同様だったので、これはたまたまではないと思われます(おそらくあなたが持っているキットもそうなっている可能性大)。 |
しょうがないので、フランジ部分を削ってメタルシールを巻いてごまかしました。 |
反射板の方は一体成型なので、シルバーを筆塗りで塗装。
こういう部分が別パーツになっていたらどんなに作業が楽だろうかと思います。 |
何はともあれ、こんな感じで仕上がりました。 |
最後にちょっと面倒な作業がありました。
412Pのバックミラーは330P2と違って、至って普通のものなんですが、ジャンクにいくらでもあると高をくくっていたら、意外とぴったりしたのがない。
仕方ないのでパテでそれらしく自作します。 |
ここまで作ったら、後は「おゆまる」で複製。 |
後は塗装して取り付け。 |
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と言うわけで完成しました。 最終的に制作時間は、
・素組み部分・・・65時間
・412Pへの改造作業・・・30時間
・デカール貼り失敗によるロス・・・6時間
・フィギュア制作・・・18時間
すなわち、
・合計・・・119時間
となりました。
制作時間の半分近くは改造やリカバリー。でも今回は手間をかけた割に達成感が今一つなんです。おそらくやった割にはその効果が伝わってこないことが理由なんじゃないかと思います。
前作のクレマーK2ですと、
「やっと念願の1/12クレマーK2ができたぜ。俺は絶対こっちの方がマルティニ935よりかっこいいと思うけど、他にやった人なんか見たことない。だからこのクレマーK2は俺だけのもの。悔しかったら皆も作ってみたら? けけけ」
てな感じの差別化ができたので、ものすごく満足度は高かったんですけどね。
まあこういうこともあるさ。
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