フェラーリ330P4 その3 フィギュアの制作

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今回の二台のフェラーリ、26号車の方は新潟の模型仲間”下宿人のSHUN1/24さん”と組んで、来年の静岡 展示会でデイトナフィニッシュとして並べようとしています。

となるとどうしてもドライバーフィギュアが必要になります。しかもこの話をSHUN1/24さんにしたら、

「じゃあ、ついでに俺の分も2体作って〜」

ってことになったので、いつものようにおゆまる複製で作ることにします。

こんな感じ(→)にするわけです。

ベースはこれ。タミヤのラリードライバー。

このままでは寝そべって座る330P4/412Pにはフィットしませんので・・・、

こんな感じに複製を作り・・・、
ポーズを整えて組み上げていきます。

ヘッドの部分は、別のドライバーフィギュアのもの。

ヘルメットをパテ盛りで作り・・・、
とりあえずこんな感じ。

まだ首のおさまりが悪いなあとか気になる部分が多々ありますので、それを修正したら、さらにこれを原型にして複製を作る予定です。

 

ちなみにシートベルトは後からつけようと思っているので、モールドは削り取ってあります。

ただこの時代のシートベルトが良くわからない。キットは今とあまり変わらない4点式で指示されていますが、雑誌資料をたくさん持っているSHUN1/24さんも、

「これはと言える決定的な資料がない。当時はまだこのあたりは過渡期で、もしかしたら3点式かもしれない」

と言うほどです。

これについては自分なりに色々調べ、また「伝説」仲間の”ひろポン”さんからも情報をいただいた結果、

・ディトナの21号車…ベルトは灰色っぽい色で三点式、と言うかもしかしたらたすき掛けのみ

・ディトナの24号車…黒ベルトの四点式

・ディトナの26号車…腰回りのみ

・ルマンの21号車…黒ベルトの四点式

と言うのが今のところの結論です。

 

フィギュアは4体作る必要があるので、どんどん複製を作っていきます。

と言っても「おゆまる」による簡易複製ですから仕上がりはお世辞にも良いとは言えません。

右の写真はおおむね三体分ですが、出来の悪いものもあるので、おそらくもう二体分ほど作ってから選択することになるでしょう。

使えるとなったパーツは、バリや充填漏れ部分を修正しながら少しずつ仕上げていきます。
半分自作したヘッドも、素顔のものとゴーグルをつけたものの二つを制作。

 

レース中はもちろんゴーグルをつけていると思いますが、模型ですから好みで素顔のものにしてもいいのかなあ。

 

パーツを4人分組み終わりましましたが、ここからが結構大変。
サフを吹いては修正を繰り返して、何度かやっているうちに 、まあまあこのくらいでいいかなと思うところで妥協。
後は塗装で何とかごまかす予定。
ここまでの制作時間は、

・素組み部分・・・28時間
・412Pへの改造作業・・・30時間
・デカール貼り失敗によるロス・・・6時間
・フィギュア制作・・・18時間

となっています。

余計なことに時間かけすぎ・・・。

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