以前、カーボンパターンの例として「平織り」と「綾織り」を紹介しましたが、それ以外にも「朱子織(しゅすおり,繻子織と書く時もあり)」などもあり、目指す強度などに応じて使い分けられています。 また、さらにUD(UNI-DIRECTION)と言って、単一方向に繊維を並べた織らないタイプもあります。右は(写真では繊維が良くわかりませんが)そのサンプル。
UDはゴルフクラブのシャフトやバトミントンのシャフトなどに使われますが、F40のリアスポイラーはどうもこのUDなんですね。
リアスポイラーは「曲げ」に対してだけ強度を保てば良いからでしょう。
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でも、そんなパターンのデカールはなさそうですし、「絵」として様になることを考え、このようにKA-MODELSを使いました。
(知っていて嘘をつくのと知らないで間違うのは違うってことで・・)
上はヒロのもの。ウイング本体はメタル、左右の垂直板はエッチングです。
下はフジミのもの。ただし、垂直板が妙に小さい気がしたので、プラ板で自作しています。
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ボディーに戻ります。周囲を取り巻く黒のアクセントラインですが、これは塗装でやるのが一般的でしょう。
フジミを素材にして腕慣らしです。
まずは細切りのマスキングテープを貼り・・・、
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その上下にマスキングテープを貼り・・・、
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最初に貼ったテープをはがして、さらに全体をマスキング。
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艶消し黒を吹きます。
ここには後にクリアーを吹くのに、なぜわざわざ艶消し黒をを塗るかと言いますと、
黒い塗料をマスキングテープに染み込ませないためにはなるべく濃くして塗りたい
↓
だけど濃くすると糸をひいて塗りにくい
↓
艶消しにするとフラットベースの効果で糸を引きにくい
からなんです。
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テープをはがします。
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思ったより上手く行きました。
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以上が、細い線を引くときの(おそらく)定番の手順です。
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では次にタミヤですが、・・・別の方法にします。 上の方法の難点は細い線が引きにくいことです。細切りマスキングテープをガイドにしているとは言え線の幅は一定にはなっていませんので、0.5ミリあたりを限度に線幅のムラが目だってくるんですね。
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そこで、余ったデカールを細く切って貼ることにします。
こうすれば線の幅は一定になりますね(当たり前)。
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反面、真っ直ぐ貼るのにはずいぶん気を使います。
でもタミヤはマッチョなフジミに比べてやや細面なので、その方が似合ってるのではないかと思ったのです。
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ヒロ(モデルファクトリーヒロ)は現在ホワイトを塗って乾燥中です。
早く赤を塗りたい。
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