フェラーリF40LM その7  ボディー色の決定

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今回はF40を三台平行して進めるとお話していますが、この三台は全部赤でやるつもりです。

ヒロについては「お任せ色」が到着するのを待っているところですが、それより先にタミヤとフジミに色を塗ってしまいます。

 

まずは色々手持ちの赤を確認。右のモデラーズ以外は、全てクレオスです。

これをチップに塗ってみます。

A・・・SHINE RED(シャインレッド)、手持ちの中では最も明るい。

B・・・RED MADDER(モンザレッド)、モンザはモンツァ(MONZA・・・ミラノの隣町。F1レースで有名)のこと。英文ではRED MADDER(茜色:あかねいろ)になっている。日本で茜色と言えば夕焼けだが、MADDERはセヨウアカネのことで、日本の茜とは色味も若干違うようです。

C・・・CHARACTER RED(キャラクターレッド)、ややにごった赤、「キャラクター」ってくらいですから、例えばフィギュアのコスチュームに使う場合を考え、隠ぺい力を重視しているのでは?と自分なりに解釈していますし、確かに塗りやすいので重宝しています。ちなみにここの赤にも使いました。

D・・・SUPER ITALIAN RED(スーパーイタリアンレッド)、鮮やかでとてもいい色。

E・・・FERRARI RED(フェラーリレッド)、どちらかと言えば、ややあずき色に振られている。フェラーリの色の中では「ロッソ バルケッタ」方向かな。 

ちなみに私はフェラーリの色について詳しくはありませんが、大きなつかみとしては、年代とともに「ロッソ バルケッタ」→「ロッソ コルサ」→「ロッソ フィオラノ」の方向に動いているような気もします。

 

一番明るいAと、一番色味が濃いEを比べてみます。

違うと言えばずいぶん違うし、同じ赤と言えば赤。

さて、どれを塗りましょうか・・・。

どうせやるなら差がわかる方がいいと思い、フジミには「シャインレッド」を塗ってみました。フジミは「マッチョ」ですので、それを柔らかく見せる効果もあるかなとも思いました。

塗り終わって眺めてみた。

・・・・・これはダメでした。ただのデブになりました。「マッチョ」は肌を焼いて引き締めないとね。

一番濃い「フェラーリレッド」に塗りなおしました。
これなら自分としてはOKです。
タミヤは色味が気に入った「スーパーイタリアンレッド」にしました。
一台ずつ見るとわかりにくいものの、並べるとかなり印象が違いますね。
とは言っても皆さんが見ているのはモニターを通した写真ですから、きちんとした色が伝わるわけはないのですけど。

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