ディフューザーや前後スポイラーはカーボンで出来ていますので、これをどうするか考えます。
写真はかき集めた各種ドライカーボン素材。
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代表的な織り方として、「平織り」と・・・、
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綾織り(斜文織り)
があります。
綾織りは、遠目で眺めた時、斜めの縞模様に見えるのが特徴。
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模型用のデカールもそれに合わせて各種売られています。
今回用意したのは、
●KA-MODELSの「Carbon Pattern Decal Sheet A」(綾織り)
●STUDIO27の「CARBON DACAL-C」(綾織りM)
●STUDIO27の「CARBON DACAL-A」(L)
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並べて比較します。
左の二つはどちらも綾織りですが、ピッチが全く違っていることがわかります。
真ん中のSTUDIO27はMサイズで、これより目の細かいSサイズも売っていますが、それでもKA-MODELSよりも粗くなっています。
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実物では一つの「ます目」が2〜3ミリ程度ですから、これを1/24にした場合のピッチは0.1ミリ程度になってしまいます。それを考えればどちらもオーバースケールと言えます。その意味ではカーボンデカールなど使わず、メタリックブラックで塗った方が「リアル」と言う考え方もあるのでしょう。
ただ模型として考えた場合、「この部分がカーボンなんですよ」とはっきりと主張した方が説得力があるのかもしれません。
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タミヤのディフューザーにはメタリックブラックを塗りました。
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そのアップです。
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ヒロの方にはKA-MODELSを貼りました。
遠目にはほとんどわかりません。
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このくらいアップにして、見えてきます。
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さらにアップです。
KA-MODELSのパターンピッチ、なかなか絶妙の位置にあるような気がします。
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ノーズです。
タミヤにはKA-MODELSを貼って、やや控えめに・・・、
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ヒロにはSTUDIO27の平織りを貼って、強調方向でやってみました。
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