ディーノ206コンペティツィオーネ その 2 ボディー塗装 

 次の工程へ   前の工程へ    工作机INDEXへ   
塗装です。

特に説明することもなく黄色です。実車はもしかしたらもうちょっと濃いかもしれませんが、好みでややレモンイエローっぽい感じ。

この隙に小物など。

ワイパーはレジンの一体抜き。エッチングなどに置き換えたい気持ちもありますが、極力キットの状態で完成させたいので、丁寧に仕上げます。

その途中で細い方のアームを折ってしまったので、ここだけは金属線に交換。
マフラーなどもやってます。

キットのマフラーカッターはレジンでしたが、ここはアルミパイプで作った方が感じは良いので、そうしました。

まあとにかく色々な作業をしながらボディーも仕上げてるんですが、こっちのフジミはサクサクと研ぎ出しまで終了。

あくまでも比較用に買ったものなので、何もいじることなく淡々と作ってますが、正直言ってあんまり面白さは感じないし、ちょっと仕上げが不十分だなあと思う所も修正せずに進めてるんで、こりゃ完成しても思い入れのないものになりそうな予感がします。

ひろっしJPの方 もでカールとクリアーまで終了。

こちらは結構丁寧にやってます。貴重なキットですしね。

フロント部分の上にあるエアスクープ部分も 、ブラインドリベットの形をきちんと出したかったので、ある程度クリアー塗装が済んでからアルミパイプを埋め込み、さらにこの周囲だけイエローとクリアーを吹くことで、リベットの形が塗料で埋まらないようにしたり・・・。

普段ならこのあたりは成り行きで作ると思う。

 
・・・と、ここまでやったのに、まさかシンナー風呂に入ることになろうとは・・・。

原因ですか? まあちょっと気に入らないところがあったんですね。そこでタッチアップしてごまかそうかと思ったら余計に変になっちゃって、もっとタッチアップの範囲を広げて何とかしようと思ったら、さらにひどくなっちゃって。

他の人がちょっと見た程度では気づかれないだろうと思うんですが、やはりここはちゃんとやらなくては寝覚めが悪い。

 

気分的にはものすごく滅入るものの、冷静に考えれば3〜4日の回り道でしかありません。

こういう時は思い切ってふり出しに戻ります。

二度目ですから、焦らず丁寧に・・・。
何とかここまで戻しました。

カーモデルは何よりもボディー塗装が命だと思っています。

内装でしたらある程度の失敗はスルーしてしまうでしょうが、ボディーだけは自分なりの合格水準を満足しないと完成には持っていきたくないんですよね。

「ひろっしJP」のボディー塗装をやり直している間、フジミの方も並行して進めています。

カーモデルはボディー塗装が命と書きましたが、もう一つ私がすごく気にするのが窓枠表現。

黒い枠ならそれほど難しくはないのですが、困るのはメッキモールです。最近は塗料もずいぶん良くなっているし、メタルシールなどを使う方法もあります。そうそう、ハセガワからミラーフィニッシュという伸びの良いミラーシールも出ていますね。

ただどれも完璧とは言えないと思います。

○メッキ調塗装・・・やはり光り方は今一歩もの足りない。
○メタルシール・・・表面がなかなかなめらかにならず、不自然さが残る。
○ハセガワのミラーフィニッシュ・・・曲面への追随性が今一つ。また光り方がきれいすぎて、目立ちすぎる。

フジミのキットには写真のようなミラーシールが付属していますが、これも正直言って今一つ。
 

今回は厚手のキッチンテープを使い、丁寧に磨きだすことにしました。

あー、なかなかいい感じです。

これなら自分でも合格点をつけられます。

周りの景色が良く写りこんでいるけど、決して不自然に目立つこともない。

ウインドウとの馴染みも悪くないです。

 

「ひろっしJP」のウインドウにもモールを貼り付けました。

こちらのウインドウは塩ビ板のヒートプレス(バキュームプレス)。

薄くてくにゃくにゃしてますし、フロント側のエッジ部分がラウンドしているので、キッチンテープを貼り付けるのはなかなか困難でした。

数回トライして何とかしましたが、ここの仕上がりはフジミの方が上かなあ。

ディーノ206コンペティツィオーネ その 2 ボディー塗装

 次の工程へ    前の工程へ   工作机INDEXへ