コルベットC1 その2  下加工

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一つ一つの部品をチェックしながら、やるべきことをやっております。

グリルはなぜか抜けていないので・・・、

裏側を削って開口。
今の段階でエンジンも仮組みし、一度シャーシに載せてみることにします。

完成後にくっつけようと思ったときに、ちゃんと合う保障はないからです。

仮組みするとき、私は主にはマスキングテープを使いますが、エキゾーストパイプなどはそれがちょっと難しい。

そこで伸ばしランナーなどで簡単な加工をしておくと、スナップオンキットのように上手くはまりますので、確認が楽になります。

こんな感じです。
フロントサスはアメプラには珍しくステアリングが可能。また金属のコイルスプリングが入っていて、サスペンションも可動するってことなんですが、この精度では無理無理無理無理無理無理・・・。

位置決めして大人しく接着しました。

主要パーツの仮組みでは絶対に手は抜けない。これがアメプラの楽しみと言うか醍醐味と言うか・・・。

 

ボディーに戻ります。

シートとボディーはこのような分割になっていますが、どうもこれが気に入らない。

本物はこうなっていまして、二つのシートを取り囲むメッキモールがデザイン上の大きな特徴なんですが、上のままではそれを美しく仕上る自信がありません。
そこでここを思い切って切り取り・・・、
ボディーの方に接着してしまいました。
裏からプラ板を二枚も当てていますので、強度は確保されていますよ〜。
メッキモールのモールドもあるんだかないんだかわからない状況なので(右側参照)、左のようにスジ彫りします。
このあたりで車高を決めてしまいます。

写真はちょっと前に撮ったもの。

ちなみにこのタイヤ、言うまでもなくすごく出来が悪いです。

一個一個の形が違うんですよ。

シャーシは水平になってますが、ちょっと(模型的に)車高が高いかな。

ノーマルのホイールキャップも、あまり好きなデザインではない。

試しにジャンクのタイヤとホイールをはめてみたら、おや、意外とかっこいい。

でもこのタイヤ、ミシュランなんですよね。コルベットにそれはないでしょう。

ホイールキャップをキットに入っていた別デザインのものに取替え、車高も詰めて微妙な前下がりにしてみる。
このあたりで一応OKかな。
このように今の物差しでは考えられないほど手間がかかるキットですが、作っていて何故か楽しくてしょうがないんです。

手はかかる分、やればやるほど良くなっていきそう・・・。そこがアメプラの麻薬のような魅力なんでしょうか。

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