コルベットC1 その3 テールランプの加工
このキットの設計はおそらく40年以上前。出来の凄まじさは皆さんもう十分お判りかと思いますが、一番基本となるプロポーション自体は決して悪いとは思えません。問題はディテールなんです。
全体がダメならどうしようもないけど、細かいところは工夫すれば何とかなるかもしれない。だからこそ作ってて張り合いも出るし、面白いんです。
ただ、小さな部品なので、手元が狂っては思い通りの削りができない。
そこでこのように土台に固定し・・・、
この気泡が表面からどのくらいの深さにあるかが問題なんですよね。もしぎりぎりだったら大変だし。
伸ばしランナーの先を丸めてカットしたものに・・・、
あるような、ないような・・・。
でも完成時、仮に良く見えなかったとしても、ここにちゃんとランプが入っていると自分が知っていることが案外重要だと思えるのです。
最初はメタルシールを切り抜いて貼ろうとして・・・失敗。
次には写真左のように洋白線を曲げたものを薄く削り、さらにボディーラインに沿って曲げながら合わせて行こうとして・・・失敗。
仕方ないので、ボディーラインに合わせて普通に曲げたものを、
後はもうちょっと磨いたあと、ランプカバーをマスキングしてボディー塗装すればOKよ。