カウンタック その10 小物制作

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今回は小さな作業ばかりです。また素組みの青カウンタックと、手を入れた赤カウンタックの両方の作業の違いを、こっちでまとめて紹介させていただきます。
まずワイパーですが、ランナーについた状態はこうなってますので・・・、
切り離した後はバリを取りながら、なるべく細く仕上げていくと・・・、
少しは感じが良くなります。
で、折れる危険を覚悟で攻めていくとこうなる。
・・・こうなる。

次、行ってみましょう。

バックミラーですが、キットはこうなっていまして、「中にはまるメッキパーツがあるのかな」と思ったけど、実はない。
そこで凹んだところを埋めて・・・、
平らにして・・・、
ちょっと大き目のメタルシールとマスキングテープ(※)を貼り、はみ出した所をハサミでカットしてからさらにペーパーで形を整え・・・、

※メタルシールに傷をつけないため

そのまま黒を塗ってから、セロテープで鏡面の塗料を剥がせば・・・、
こうなります。

きれいに反射するミラーの出来上がり。結構簡単です。

 

あー、でもちょっとミラー面が広くて不自然かなと思う人には、以下の方法もあります。

彫り込んで・・・、
印をつけてマスキングゾルを塗って・・・、
パテ盛って・・・、
外してからミラーパーツの形を整えてこうなることを確認し・・・、
さっきと同じようにメタルシールを貼って・・・、

(作業順番は左から右)

こうなりました。

明らかにこっちの方がリアルだけど、作業は結構面倒だから興味を持った人はトライしてみてください。

 

次行こう、次。

タイヤのケバケバは気になります。除去できるならしましょう。
良く切れるニッパーを使うのもいいですね。
こちらはリューターを持っている人におすすめの方法。
こうなります。

さらに削って完全を目指したいと思いながらも、写真を見てお判りのように、タイヤの金型がちょっとずれているようなので、やりすぎると溝が減ってしまう。

このあたりで止めときます。

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