|
今度はトランクルームの工作です。 ご覧のようにここは最小限のパーツで構成されていますし、下半分が単三電池4本を入れるスペースになっているため、不自然な上げ底表現になっています。 また本物のカルダー3.0CSLのトランクルームともかなり異なっている。 そんなわけで、本気に作り込もうとするととても大変。 どうしようかちょっとだけ悩みましたが、ここは完成後にお見せすることもほとんどないと思い、さらっと仕上げることにします。 |
・・・流石にちょっと寂しい感じがします。 |
|
|
上げ底感たっぷりですが、まあいいか。 |
|
ボディー外観を仕上げてしまいます。 こんなのをジャンクやプラ板からでっち上げました。 |
配管などは省略。大して見えないし。 |
キットは豆電球が入る構造で見た感じがあまり良くなかったので自作していたんでした。 |
ここは目立つ部分なので、ちょっと派手なくらいが好みです。 |
|
またキルスイッチなども頑張って工作しました。 |
|
|
|
銀色の牽引フック はカルダーバージョンの実車にはついていません。 穴埋めするのを忘れて塗装してしまったので、こうなっちゃいました。まあいいか。 |
|
|
|
|
残る作業はエンジンルームですが、車の方はいったん置いてフィギュアの方に取り掛かろうかな。 |
台座を作りました。 この作品、単体で置かれていたなら一般の方は 「なんかサイケな車があるな〜」 で終わると思うんです。でもそういう人たちにも、 「このカラーリングはアレクサンダー・カルダーというとても有名(※)な芸術家によるもので、これが成功したためにその後数多くのBMWアートカーが作られることになった んです」 と伝えたい。 そのための私なりの回答がモビールを持った本人フィギュア、そして代表作品のパネルです。 ※女性の方には「芸術作品としてのモビールの創始者です」と言うと「へー」って思われるかも
|
うーん、正直言って理想からみればせいぜい60点ですね。 造形自体がパテによるスクラッチで出来が悪いこともありますが、塗装技術がまだまだ。 上手な人たちの仕上げには到底届かない印象です。 |
そもそも塗装に一日(数時間)しかかかっていないのがおかしい。 車本体を仕上げるにはどんなに早くても数週間はかかるでしょう。やることがたくさんありますし。 でもこのフィギュアの場合、適当に下塗りして適当にグラデーションを入れて・・・そんなことをしているうちに終わってしまう。どこに力を入れたらいいか、時間をかけたらいいかがわからないのです。 もっと本を読んだり上手な人に聞けばわかってくるのでしょうけど、道のりは険しい。 |
カルダーさんが吊るしているモビール、右の大き目の丸が赤いので、シャツと重なるとわからなくなってしまう。 後ほど修正しましょう。 |
|
ちなみに台座のサイズは440mm(幅)×300mm(奥行)×215mm(高さ)。 幅と奥行きをもっと大きくしたいところですが、そうなると場所を取ってしまい、展示会などで他の作品を置くスペースが減ってしまう。 最近はどこの展示会も参加者が増える傾向にあり、一人あたりのスペースが狭まって幅900mmなんてケースもあります。 その場合、この作品一個で半分が埋まってしまう。 そんなことも考えての台座サイズです。 |
|