BMW3.0CSLの制作 その3 ボディー塗装の続き

 次の工程へ   前の工程へ   工作机INDEXへ 

(2025/02/04)

本体を塗っています。

右の画像は「白」「黄色」「赤」と塗っていき、最後の青を吹いているところです。


乾燥後、いよいよマスキングテープを剥がします。
毎度のことですが

「塗料が滲んだ」「塗ってはいけない所に塗ってしまった」「必要なところに塗っていなかった」

などのトラブルは日常茶飯事。

マスキングテープ剥がしは全工程の中で一番緊張する瞬間です。

ミス、あるいは気に入らない所は7〜8箇所ありましたが、どれも致命的なものではなく、ほっとしました。
修正していきます。
ここもマスキングがずれていたので・・・、
やり直します。
他のパーツを合わせて全体を眺めてみます。

それにしてもこのド派手なカラーリング、たまりませんな。

ちなみに実車の制作手順ですが、カルダーさん自身はミニチュアに彩色したものを用意、これをもとに職人さんが塗装して完成させているみたいです。

その意味でこの車が純粋なアートかと言うと微妙なところもありますが、この作品がカルダーさんの「主観的な自己表現」であることに間違いはないでしょう。

なお色味ですが、青はもう少し紫方向に振った方が良かったかなとは思いますが、やり直すほどではないと感じています。
(2025/02/09)

4色塗り分けの次はデカール貼りやクリアー吹きですが、塗り分けラインが不自然な箇所を発見。

塗り分けラインは自由度の高い曲線でできていますから、写真の角度によって見え方がずいぶん違ってきます。

この部分も「そのように見える」実車画像を参考にしていたのかもしれない。

 

直します。

 

次はクリアー吹きですが、面倒なのは塗装の段差を均すこと。

右の画像はクリアーを二度ほど塗った状態ですが、黄色と青、黄色と赤の境界に段差があります。

この段差をなくすためには追加のクリアー吹きと研ぎ出しが必要になりますが、下地を出さないようにするためのクリアーの厚さを見極めるのが面倒です。

こちらはその作業が進んだもの。

段差はほとんどなくなってきています。

今回モールなどには全てメタルシールを使いました。

最近、窓枠などはメッキ調塗料で仕上げることが多くなっていますが、今回のカラーリングは「派手」ですからモール類もカラーリングに負けないよう、ギラギラ狙いです。

グリル類も全てメタルシールです。
現在の様子です。
自分で眺めていて目が痛い。


BMW3.0CSLの制作 その3 ボディー塗装の続き

 次の工程へ   前の工程へ   工作机INDEXへ