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(2020/05/10)
このページでは小物、そして特にメッキパーツの加工や取り付けの説明を中心に進めて行きます。
メッキ部品は大抵のカーモデルに入っていますが、これがなかなか難しい。
ランナーにくっついている部分は切り離すと地が出てしまいますし、パーティングラインを処理することもできない。
ある程度経験を積むと、処理したパーツにメッキ調塗料を塗ることもできるようになりますが、それをせずに仕上げるには前に紹介したペイントマーカーでタッチアップしたり、メタルシールを貼る
くらいしかないでしょうか。
右のパーツ、今回は以下のように進めました。 |
ランナーから完全に取り外さず、このようにします。
小さな部品はなくしやすいですし、切り離した部分にヤスリをかける時も楽ですから。 |
整えた部分にペイントマーカーを塗ります。 |
シートベルト本体は黒画用紙を使用。
金具に通して両面テープで止めます。
ランナーにくっついていた部分は見えなくなりますから、何もしていません。 |
こうなります。 |
テールランプですが、切り離した部分を下に持って行けば目立たないので、今回は何もしません。 |
取り付けは瞬間接着剤を使用。
メッキパーツはプラモ用接着剤ではつかないからです。
穴の奥にピンポイントで接着剤を置くためには、伸ばしランナーなどの細いものを使うと安心です。 |
ウインカーのオレンジやレッドにはこれを使いたいところですが、もう結構なお金を使ってしまいましたから、別の手軽な方法を考えてみました。 |
試しにこれはどうでしょう。百円だし。 |
赤がピンクっぽくて今一つ。
今回はまあいいか。 |
本気モード版と比べると、差はありますね。 |
塗装した部品に小物を取り付ける時に妙にきついことがあります。
キット自体に問題がある場合もありますが、塗料でスキマが狭くなる場合も多い。
そういう時は臨機応変に対処しましょう。 |
この写真を見た時に違和感を感じました。
ヘッドライトのレンズの部分が妙に暗い。
反射鏡が奥まっているのと、メッキが奥までかかっていないんですね。 |
反射鏡に銀を塗ってみました。
比べるとこの方がまだ感じがいい。 |
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メッキパーツに透明のレンズを接着する作業も難易度高いです。
模型用接着剤はメッキパーツに効きませんし、瞬間接着剤には曇りなどの危険がある。
模型屋に行くとそのための接着剤を色々売っていますが、今回はこれを使いました。
先を平たく加工した爪楊枝の先にUVレジン液をちょっとつけてスキマに流し込み日光に晒します。
結構きれいに行きます。
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バンパーのゲートは一番避けてほしい場所にあります。
まあ昔のプラモは大抵こうですけどね。 |
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ここでもペイントマーカーのお世話になります。
この写真を見る限り、そこそこリカバリーできているように見えますが、実物はその跡がはっきりわかります。しょうがないですね。 |
マフラーの出口はけっこう目立つので、端面に黒を塗って厚みを目立たなくした方がいいでしょう。
でも情けない仕上がり具合ですね。 |
前はこう。エッジを薄く加工していました。
これを初心者の方にやれって言うのも酷なので・・・、 |
台所用アルミシールをくるっと巻いて、ちょっと飛び出している先端を内側に折り返してみました。
技術的にはそんなに難しくないので、もしよろしければどうぞ。
ちなみに私は4回失敗しました(難しいじゃないか!) ここまでの作業時間ですが、おおむね4時間でした。
トータルで17時間。目標の15時間は越えてしまったけど、完成は間近。あと2時間ってところかな。 |
このページで使った道具のおさらいです。
・クリアーオレンジとクリアーレッド・・・カーモデルをやるには必須の塗料。油性マーカーで代用もできないことはない
・UVクラフトレジン液・・・百均で売ってます。ヘッドライトのレンズなどを接着する時に使えます |
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