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さていよいよエンジンとエンジンルームの仕上げです。
まずは一番面倒くさいところから。
キットのエンジンのヘッドカバー(タペットカバー)ですが、なぜか真ん中のオーナメント(プラグカバー)部分だけが別パーツになっています。
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グループA仕様の実車はプラグカバーは取り外してあ
り、中のイグニッションコイルブラケットがむき出しになっているので、こういうパーツ構成になっているのはありがたい。
丁寧に塗り分けました。 |
ただしこのキット、外観は何とかなってはいるものの、内装は中途半端だしエンジンルームなんか市販車のまま。
組立説明書でもプラグカバーはつける指示になっています。
(ついでに言うけど、グループAではラジエータークーリングファンも使わないはず)
バリエーションキットだからそんなものよと思えばそれまでですが、じゃあ何でイグニッションコイルブラケット部分だけリアルに表現してあるのか、よくわかりません。
今回はとてもありがたいんですけど・・・。
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続いてイグニッションコイルハーネスを作ってみました。
これが一番大変だった。試行錯誤して4時間ほどかかっちゃった。
ちなみにイグニッションコイルに繋がる電線は3本ですが、チューブを太くしたくなかったので2本でごまかしました。 |
またその電線は実際にはこんなにはっきりと見えません
。ひとつの「演出」ととらえてください。 |
パワートランジスターに接続。 |
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その後色々やりまして、ここまで来ました。 |
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時間をかけた割にはハーネスは地味だった・・・。 |
エンジンをシャーシに取りつけて、軽く
パイプ類のフィッティングをしてみます。 |
一歩一歩進んでいる実感があります。 |
エンジンばっかりやってると肩が凝るので、同時並行で足回りの小物も進めます。
ディスクブレーキはリューターに取り付け、回しながら目の粗い紙やすりをあててレコード板みたいな傷をつけます。 |
塗装するとこんな感じ。 |
パンチコンパスで切り出したマスキングテープを貼ります。 |
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こんな風になりました。
・・・あまりうまく行かなかったけれど、完成後はちらっとしか見えない部分だから、まあいいか。 |
この週末、連日更新できているのは、奥さんが家にいなかったからです。
二年に一回の同窓会、今回は京都だとのことで、金曜の朝に駅まで送ってから日曜夕方に迎えに行くまで、二日半の独身生活を満喫しました。
こうなったら体力の続く限り模型を作ってやろうと思い、食事は主にコンビニのおにぎりや賞味期限の迫っている非常食などで時間短縮。ひたすら工作に励みました。 |
ちなみに京都はどこに行っても人人人だったそうです。 |
で、この貴重な時間は主に足回りに使いま
した。 エンジン部分を一気に進めたかったところですが、面倒な工作を長時間行うと神経が持たないかもしれないと思って・・・。
足回りはほぼキットのままお気楽に進めますが、リアのドライブシャフトだけは延長しました。
右は昔作ったものですが、違和感がある。
本物はライブシャフトブーツがもっとタイヤ側に奥まっていると思います。 |
こんな風に延長します。 |
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手軽に完成。 |
前の方もこんな感じで進めています。 |
エンジン工作に戻ります。
これはかなり前の状態のものです。
この後エンジン本体の塗装を進めたわけですが、それはそれとしてこの黄色いホースが目立ちすぎて気に入らない。 |
そこで透明チューブを使って作り直すことにします。 |
ただしそのまま取り付けようとすると、こんな風に折れ目がついてよろしくない。
でも大丈夫。 |
このパイプは熱収縮チューブで、最初の太さは直径2ミリですが、熱を加えると1.3ミリになると書いてあります。
欲しい太さのイメージは1.8ミリくらいです。 |
そこでこのように針金を通し、微妙に熱を加えて太さをやや縮めると同時に曲げ癖をつけます。 |
こんな風になりました。
とまあ簡単に書いていますが、一発で上手く行くわけありません。コツを覚えるまで10回ぐらい失敗してます。 |
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そしてクリアーイエローで着色しました。 |
そんなことをしているうちに、一つやり忘れていたことに気づきました。
キットのサージタンクのパーツは、先端がスパッと切られています(丸で囲んだ部分)。
実際はインタークーラーと繋がるのでここは真横に曲げなければなりません。
最初からやるつもりではいたんですが、うっかりしてました。 |
そこでこっちのインタークーラーのパーツをいじります。 |
こんな風にしてサージタンクにつなげます。 |
位置合わせが結構面倒。 |
シャーシにも穴を開けます。 |
現在の状況です。 |
まだやることはたくさんあるけど、ずいぶんできてきたなあと思います。
それともう一つ。ターボユニットのところに鈴みたいな金色の自作部品がついていますが、これはウェイストゲートバルブのアクチュエーターです。
できてしまうとほとんど見えないけど、やっておきたかった。
ロッドが曲がっているのが残念ですが、エンジンがシャーシと干渉してしまったので、妥協しました。 |
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