ポルシェ935 その2 ホイールのバリ取り 

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今回手がけているタミヤのポルシェ935はスピード競技用、昔はこの手のキットをたくさん作って競争したものです。メーカーによっては単三電池を4本も仕込めるものもありましたが、仲間内ではそれは”反則”としていました。

単三電池二本で一番速かったのは、私の記憶ではマルイの1/24マクラーレンM23(F-1)です。ボディーの軽さが速さの理由ですが、ギヤ比の関係から立ち上がりは今ひとつでも、その後の伸びが凄かった。

今回のキットは古いものですし、強度重視のスピード競技用なので細かいところは適当です。古いプラモはそのまま作るのが「筋」かもしれません。また、最近素直に模型を作っていないので完成が遅くなりがち。もっとさくさく作ってコレクションを増やしたい気持ちもあります。

・・・と考えて始めたので、今後何かあっても、しぶとく「素組み」と言い張りますぅ。車種変えるわけじゃないし。

彫刻家のロダンは大理石の中に彫り上げる像の形が見えていたらしいです。また、流木や立木を素材にノミやナタだけで何千という仏像を彫り上げた仏師の円空は、「立木からいらないものを取り除いて、その中から仏像を取り出しているのぢゃ。」と言ったらしいです。ものは言いようです。

私もうねうねボディーの中から、あるべき姿を取り出している・・・タミヤの設計者が当時”したかった姿”に戻しているだけなの。

あえて言えば「スーパー素組み」・・・。

 

タイヤの「バリ」をとりました。
ここでちょっと驚いたのは、ゴムが非常に柔らかいこと。作業中の削っている面がべたべたしてきました。タミヤは「スピード競技用」としてそこまで考えていたのかなあ・・。
さて、ホイールはきれいにメッキされています。
素組みですから、このまま行くか・・・。
いやいや、最終的な実感を高めるため、ここは落としてしまいましょう。


やり方はご存知ですよね。キッチンハイターを2〜3倍に薄めて漬けるだけです。

で、そのホイールを逆光にかざし、しばらく考え込む。


・・これはバリだ。間違いない。

バリは取らなくては。

たとえそれが厚さ1.5ミリあろうとも。
ホイールを輪切りにしたので、減った分はプラ板をリングにして再度組み上げます。
で、こうなりました。


奥が見えるようになったので、ディスクブレーキはジャンクでも漁ってでっち上げる必要がありそうですね。