デカール(スライドマーク)貼りは、プラモ、特にレーシングカーを作る工程の中でもハイライトであり、難しい作業です。
難しさの一つは、中に気泡が入ってしまうこと。
もしそうなった時は、濡らした筆を中央から放射状に動かすことで、気泡を追い出したりします。
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この写真の見所はですねえ・・・。ボンネットの先端がちょっとカールしているあたり。
もとのキットを持っている方は、ちょっと確認してみてください。デカールの先端を巻き込ませるあたりの作業が大変で・・。
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側面です。二次元のデカールを三次元に貼るのですから、とても難しいのです。
一枚目は簡単。
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二枚目・・・。
一部赤色のところが切れていますが、これはドアの隙間にデカールを押し込んだりしたときに切れたもの。
あとでタッチアップします。
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で、なんでNACAダクトのところで
ずれるのよ・・・・。
私の貼り方が間違っていたんでしょうか。左右は決めたはずなんですが。
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さて、ここでどうするか、みんなで一緒に考えよう!
案の1・・・赤でタッチアップ。だが赤の場合、デカールと塗料では同じ色に合わせるのが難しい。
案の2・・別のデカールを持ってきて、パッチワーク。でも余分はありません。
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結論はこう。
え? 本物と形状が違ってくる?
なあに、黙ってりゃわかりゃしませんって。
ポルシェ935の76年初期型なんて、本物の資料持っている人など
ほとんどいないんだから。
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見た目が綺麗な方が好きですから。
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三枚目が一番厄介です。無理になじませようとすると切れます。そうなったら泣きます。
おおむね位置を決めて貼り、ある程度時間を置いてから、マークセッターを使って自然になじませて行きました。
(マークセッターには糊成分と軟化成分が入っています。使いすぎるとマークがへにょへにょになり、大変なことになります。コツは何回か失敗して覚えてください。)
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乾燥後、デカールに切れ目を入れ、仮止めしていたエンジンカバーを外します。
・・・・ちょっと剥げてしまいました。
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タッチアップします。
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マルティニラインが終われば、あとは楽ですね。
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